【主婦勉!】神社のあれこれについてしりたい〜社号編〜
というわけで、まずは神社の種類だ。
神宮、宮、大社、神社など、
それぞれに言い方が違っているが、
これらには違いがあるそうなので、
まずそこから調べることにする。
というか、
あれだけさんざん神社を巡っていて、
その呼び方の違いについて
一度たりとも疑問を抱かなかった自分の
すっとこどっこいぶりに驚いている。
一応上の4つに加えて、
大神宮と社の6つが大まかな種類のようだ。
これを”社号”というらしい。
それぞれの違いはざっとこんな感じだ。
【神宮】
皇室の祖先神や天皇などを祀った
格式の高いお神社
(例)
伊勢神宮→天照大神
平安神宮→桓武天皇、孝明天皇
明治神宮→明治天皇
熱田神宮→草薙剣(三種の神器)
鹿島神宮→武甕槌神
香取神宮→経津主神
鹿島と香取の両神宮については、
神武天皇と深い関わりがあるそうで、
「延喜式神名帳 」という、
平安時代の官社一覧では、
「神宮」と表記されているのは、
伊勢と、この鹿島香取の3社のみである。
※ちなみにそれより前の日本書紀には
伊勢、石上、出雲の3つが記載されている。
【宮】
神宮に次ぐ格式高い社号で、
天皇や皇族、
また歴史上有名な人物などを祀っている。
(例)
八幡宮→応神天皇
天満宮→菅原道真
水天宮→天之御中主神、安徳天皇など
東照宮→徳川家康
【大社】
地域信仰に根ざした規模の大きい神社
総本山など
(例)
出雲大社
熊野大社
諏訪大社
春日大社
日吉大社
そして
「神社」は最も一般的な社号で、
「社」は祠的な感じ?
無人の神社みたいな感じかな。
「大神宮」は諸説というか、
意味合いがいくつかあるようで
①伊勢神宮の内宮と外宮を合わせた呼び方
②伊勢神宮の遙拝殿として作られた
"東京大神宮"のこと
③伊勢神宮から分霊した神様を祀った神社
ということなんだが、
基本的には①,②の認識でOK、
それ以外で「大神宮」を見かけたら、
③かな?という感じで、
伊勢系の神社なんだなと思えば良いと思う。
ただ「神宮」という呼び方に関しては、
"戦前"は勅許が必要だったそうだが、
"戦後"は神社本庁が管理するようになり、
とはいえ神社本庁に
属さない神社もあるため、
独自に「神宮」を
名乗っているところもあるようだ。
そういう神宮は
必ずしも伊勢系というわけではないと思うし、
でも逆にだからといって"なんか怪しい"、
とかでももちろんないはずなので
誤解なきよう。
実際京都の出雲大神宮は、
伊勢系ではないですが、
とても力強い素晴らしい神社でした。
しかし神社の名前で
ご祭神の由来がなんとなくわかるだなんて
全然知らなかった!
そして、
神社仏閣を巡っているとぶつかる
ややこしい問題が
”神仏習合”という考え方だ。
なぜに神社に寺が?寺に神社が?
みたいなことが結構あるからだ。
というわけでこれを機にすっきりしたい。
と思って調べ始めたんだが
これまた結構複雑でややこしい。
なんとなく理解は出来たけれど、
もうちょっと時間をかけて調べたい。
なのですみませんが、
この件については保留で。
神社を調べていく中でまとめたいと思う。