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TOKYO STARTUP GATEWAY2018最優秀賞&オーデイエンス賞のparnoviの400字を公開!

みなさん、TOKYO STARTUP GATEWAY(以下TSG)というビジネスコンテストをご存知でしょうか?

日本最大規模のスタートアップ コンテストで、応募総数は約1300件。
起業経験やビジネス経験は問われず、下は高校生から、上は39歳まで幅広い年齢層が参加。優勝すれば賞金100万円に加え、15社以上の創業支援メニュー(AWSやfreee、wantedlyなどが無料で使える。。。!!)、さらには東京都で登記をすると東京都から、もう100万円もらえるという夢みたいなコンテストがあるのです。

しかも、応募はたったの400文字でできます。。。!!

Twitterで言えば、たったの3ツイートぶんです。笑

締め切りは7/7(あと4日!!)

実は私、昨年このコンテストで優勝させていただき、そのおかげで実際に株式会社を設立させていただくに至りました。


だからこそ、今年応募を検討されているみなさんの最後のお手伝いをしたくて、このnoteを書いています。

このnoteでは、TSG約半年のうち、エントリー審査に関しての私の経験などについてお話しできればと思っております!

TSG全体の流れ(あくまで2018年のもの)

TSGは7月にエントリー締め切りがあってから、
コンテストは12月まで、
コンテストまで残ったファイナリスト10人は3月までアクセラレーションプログラムがあります。

だいたい、2018年では
⓪【7月頭】エントリー←応募総数約1300件
①【8月〜9月】First Stage←約360人
②【10月】Second Stage←約70人
③【10月末】Semifinal←約30人
④【12月1日】THE FINAL←10人
⑤最優秀賞←1人
という流れで進んでいました。

当時、Twitterで
#tokyostartupgateway
#im_gamechanger
といったハッシュタグでプログラムの様子を発信しておりました。
以下にそのツイートをまとめてみましたのでよかったらご覧ください。


エントリー審査のポイント(個人的に意識していたこと)

実は私、エントリー審査では3つのプラン応募して全部予選を通過させていただきました。

2018年の応募では、エントリー審査で問われたのは

【世の中や世界を変えるアイデアを一言で表すと?(35文字以内)】

【アイデアの概要(400文字程度)】
あなたのアイデアの概要を、以下の点を参考にしながら自由に書いてください。
-どんな世の中や世界、未来を実現したいか
-そのために、誰にどんな価値や感動を提供し、どんな変化を生み出したいか

という「題名」と「本文」の2つだけでした。

たった400文字だと具体的な事業内容を細かく描く余裕はありませんので、

「現状どんな課題があって」「私の創るどんな事業がある」と「どんな素晴らしい未来がやってくるのか」をわかりやすく示すこと、それにつきます。


優勝したparnoviの初めの400文字

parnoviの最初の400文字は以下のようなものでした👇

【世の中や世界を変えるアイデアを一言で表すと?(35文字以内)】
評価経済でペット社会のインフラを築き、動物の社会問題を根本から解決する

【アイデアの概要(400文字程度)】
殺処分・動物虐待・生体販売などたくさんの社会問題を抱えるペット社会。これらがいつまでも解決しないのは「全て問題は繋がっているのに個人やNPOがひとつひとつに孤軍奮闘していること」、「常に正しい情報の掲載場所がなく、日本人のアニマルリテラシーが向上しないこと」が根本にあると思います。そのため属人的な努力に依存しない自律的な解決システムが必要です。評価経済や仮想通貨の仕組みを用いてユーザーや店舗の信用を可視化し、ペットを飼いたい人・飼っている人誰もが“まず目を通す”ような口コミ評価のプラットフォームを作ります。獣医師のエビデンスに基づく正しい情報の掲載に加え、ユーザーが店舗やサービスを評価する過程でアニマルリテラシーを向上し、また評価の高いユーザーや店舗には特典や宣伝効果がメリットとなるようデザインします。これにより良いものが生き残り、悪いものは改善・淘汰されるエコシステムが自然と生まれます。
“啓蒙”では変わらない。 “当たり前”をデザインします。

こちら、下の写真のように要素を全部書き出して、似ているものは色分けして、MECEに(もれなくだぶりなく)400文字に詰め合わせたものです。

画像1

ちなみに今のparnoviがどんなサービスかはこちらのnoteに書かれています。


他の2案は??

以下に載せておきます。
載せるだけですが。笑

【世の中や世界を変えるアイデアを一言で表すと?(35文字以内)】
仮想通貨やクラウドファンディングで「ペットを飼う」概念をアップデート

【アイデアの概要(400文字程度)】
日本ではペットの「殺処分数」は減っているが、保護団体に引き取られる保護犬の数が増えているだけでむしろ劣悪な環境での“生き殺し”が増えている現状がある。この生き殺しをなくすため、VALUやTIMEBANKのように保護犬1匹1匹に紐付く仮想通貨での投資やクラウドファンディングのシステムを作る。そうすれば、ペット業界のターゲットを「ペットを飼っている人」から「ペットを飼いたいけど飼えない人」にも拡大することができる。ペット不可のマンションに住んでいたり、アレルギーなどで物理的に自分で飼育することはできなくても、金銭的支援でパトロンになれる。これが現代の新しい「飼う」スタイルだ。1匹1匹の顔が見えれば愛着が湧き支援が継続するし、リターンとして会うこともできる。人気な犬猫にはファンコミュニティができるし、希望すれば引き取りも可能。譲渡数の増加に貢献し、持続的な経済圏を構築できる。


【世の中や世界を変えるアイデアを一言で表すと?(35文字以内)】
IoTで獣医療をもっと効率的に

【アイデアの概要(400文字程度)】
人間の医療と獣医療の大きな違いは「患者が話せないこと」だ。動物はどこが痛いと言えない。飼い主が異変に気付き動物病院に来る。獣医師は飼い主の話を、その不正確さも加味しながら聞く。飼い主にも獣医師にも高コストだ。しかし、今は情報革命の時代。IoTデバイスで心拍数、活動量、飲水量、尿量、呼吸数、外部環境などが記録でき、スマホでも散歩距離・時間、ご飯量・時間、お薬手帳、病歴、ワクチン歴などは記録できる。データのインプットがなければご飯や散歩のリマインドもでき、異常値は病気の顕在化前に気づける。獣医へはオンライン予約でき、その時点で一瞬でデータを渡せる。そうすれば獣医師は問診の情報に加え、ここ数日の数値の推移も把握できる。予約なら病院内で他の動物との接触に配慮して長時間待つこともない。この蓄積データは研究にも活かせ、獣医療の発展に寄与できる。ペットのIoTは色々あるが、獣医療との連携はまだない。

相談乗ります!!

お気軽にDMいただければ、TSGの応募はもちろん、400文字の添削や、事業の壁打ち、ピッチの練習まで!
お力になれることはなんでもさせていただければと思います。

あまりにもたくさんの方にご連絡いただいた場合は有料にさせていただくかもしれませんが、高校生は原則無料、大学生もご飯かお茶奢ってもらうくらいで!社会人からは正当な対価をいただきます。笑

お気軽にご連絡ください〜!

一次審査以降もまたnoteにまとめていきますので乞うご期待〜!

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