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【Day29】自分にとっての幸せはどんな状態か

「好きな時に好きな場所で仕事したい」とか「毎朝目覚ましをかけなくていい生活がしたい」みたいな状況から感じる幸せ。

「晩酌でひと口目に飲むビール」だったり「趣味のツーリング中にバイクで風を感じている瞬間」といった心を潤すような幸せ。

全部幸せな状態ですが、私にとっての幸せな状態は

  • 必要以上に周囲を気にしない

  • 余計な影響は受けない

  • 心身ともに疲れない

これらが私の幸せな状態3か条です。

決してわがまま放題振舞いたいということではありません。人の言うことを聞かないということでもありません。

私はムダに影響されやすく、ムダに疲れやすいからです。

疲れて動けなくなるとか、精神的に病んでしまうわけではありませんが、私にはHSPといわれる気質があります。それらがちょっと邪魔をしてきて、心身ともに疲れやすいのです。

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっています。
統計的には人口の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』であり、稀ではありませんが、裏を返せば、約8割の人はこの性質にはあてはまらないため、HSPの特性は共感を得ることが難しく、HSPでない人たちとの差に自己嫌悪を感じることや、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質といえます。

マドレクリニック心療内科・精神科ホームページより一部抜粋

これまで細かい人は「神経質な人」、敏感に気にしすぎる人は「被害妄想が強い」といったざっくりした表現でひとまとめにされてきていますが、上記のような特性を持った人がいるんです。

私もHSP気質を持つ一人です。

HSPの人は外見からわかりませんが、ひそかにHSP気質を持っているため、非常に疲れやすいです。

私は普通に周囲の人と仲良く過ごすことはできますが、HSP気質の考えすぎるがゆえに余計な妄想が始まります。

言葉の裏をかき過ぎたり、相手から言われた何気ない、深い意味のない言葉にも敏感に反応してしまったり。

勝手に消耗して、勝手に疲れてしまいます。

私が人との関わりにおいて特に気になるのが「相手にどう思われているか」です。

ツーリング仲間と出かける際、私は計画係になっているのですが
「このルートでみんな楽しいかな」とか「食事場所はここで良かったかな」とか、もうとにかくあらゆることが気になります。

食事場所は特に気になります。(ツーリング仲間たちはみんな好き嫌いが多く、好みがバラバラすぎて、店の選定が大変なので)

ですが、ツーリング仲間はそんなことは気にしてないです。計画内容に対して文句はもちろん、意見すら言われたことはありません。

というか「いつも計画ありがとう」と感謝されているのに、気になってしまうんです。

ツーリング中はさらに個人的なことを考えすぎて、勝手に疲れてることがあります。

例えば子どもたちを置いてツーリングに来てしまい、かわいそうだったかなとか、さみしがっていないかな、とかです。

といっても子どもたちは小学生高学年と中学生。たかだか1日母親が家をあけたぐらいで、さみしがったりしていません。(残念ながら)

むしろサッカーとゲーム大好きな少年たちは、もう私とは遊んでくれません。サッカーもゲームも、私では子どもたちのお相手になれませんので。

私がでかけた日の子どもたちは、サッカーの練習に行って家にいなかったり、家で友達とオンラインゲームしたり、それぞれの予定で過ごしています。

ご飯だって食べ損ねたりする年齢ではありません。

私がいない時間の食事は、その分の食事を準備し、食事に困ることがないように出かけています。

自分のことは自分でできるし、自分たちのコミュニティを持っている年齢ですし。

ですがナゾの罪悪感とうしろめたさが生まれ、勝手に疲れて帰宅してます。

ならばツーリングに行かなければいいのですが、ツーリングは行きます。行きたいです!

もはや意味不明の人格ですね。

こんな風にHSPの気質は、矛盾もたくさん抱えています。
この矛盾は自分でも不思議ですが、全部含めて疲れにつながってしまうのです。

だから、周囲を気にせず、余計な影響も受けない、心身ともに疲れない状態が幸せなんです。それと同時に今この瞬間の幸せを感じられる心を持てると幸せな状態が増えるかなと感じます。

以上「自分にとっての幸せはどんな状態か」でした!


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