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カタールW杯サッカー日本代表個人的ベスト5

おはようございます。レジュメ太郎です。
カタールワールドカップが終わり、アルゼンチンが優勝、MVPはメッシと、最高の形で幕を閉じました。
日本もベスト8を賭けた戦いでクロアチア相手にPK戦の末敗れ、敗退が決定しました。

ただドイツに勝ちスペインに勝ち、決勝トーナメントに行くことは予想外だったので、物凄い快進撃を見せてくれたと思います。

今回は、個人的に活躍したと思う日本人ベスト5を選びたいと思います。

第5位 三笘薫

この男の活躍なしにはベスト16は無理だっただろう。際立ったのはスペイン戦。
同点で迎えた後半6分、堂安のグラインダークロスから折り返した三笘。
そして田中碧が押し込んで逆転に成功。
誰もがラインを割ったと思ったあの瞬間。
僕もラインを割ったと思った。しかし三笘薫は1ミリ残して折り返していた。この1ミリがあったからこそ、スペインに勝つことができた。
このプレーばかりに注目されがちだが、他にも凄いと思ったプレーがある。
それは、スペイン戦の後半25分。
フェラントーレスの縦パスをカットした三笘。そのままカルバハルと1対1になる。
完全に一歩遅れたカルバハル。
そしてそのままドリブル突破。完全にカルバハルは置き去りにされていった。
ちなみにカルバハルは、レアル・マドリードの正右サイドバックであり、決して彼が無能だから置き去りにされた訳ではない。
その後の浅野へのパスも圧巻だった。浅野にももちろん相手DFが詰めていたが、ボールは浅野の足元にピタリと収まる。完璧すぎるパス。残念ながらゴールには繋がらなかったが、高い質のパスも出せることを証明した。

第4位 遠藤航

ベスト8を賭けた戦い。
ラウンド16の優秀選手に敗戦国ながら唯一選ばれた選手がいるのをご存知だろうか。
そう、この遠藤航である。
彼のデュエルの強さははっきりいって異常だ。
ブンデスリーガNo.1のボランチといっても過言ではないだろう。現在はブンデスリーガで日本人ながらキャプテンも務めている。
クロアチアを1点に抑えられたのも間違いなく彼が中盤からチャンスを潰していったからに違いない。現に彼はクロアチア戦で両チーム合わせてトップの競り合いを制している。
準々決勝のブラジル戦では中心となって機能していたモドリッチもそこまで機能していないように感じた。途中交代したのも恐らくそういった意図があるだろう。確実に相手の司令塔とマッチアップし、チャンスを潰す。それが遠藤航という選手だ。
恐らく吉田麻也は今大会で引退するため、次のキャプテンは遠藤航になることは必至だろう。
2026ワールドカップに向けて今後は彼を中心としたチーム作りになっていくはずだ。

第3位 板倉滉


この男の守備には正直驚かされた。
正直、今ノリに乗ってる冨安がコンディション不良とされてた中で、代わりに出てきたと言っても過言ではない板倉。
彼の魅力は体を張りまくった守備だ。
圧倒的な危機察知能力で何度も何度も決定機を防いでみせた。
そのパフォーマンスはパートナーを務める吉田麻也と比べても明らかに上回っている。
チームトップのタックル成功率9回、チームトップのインターセプト4回という脅威の数字を残しています。
そしてドイツ戦の後半38分。
浅野が神トラップからのノイアーのニアサイドにぶち抜いたあのシーン。
ドイツのディフェンスが浅野のマークが外れたのを狙い、浅野のスピードと決定力を信じロングボールを出したのはあの板倉である。
まさに、いい守備からいい攻撃という森保JAPANを象徴するかのようなシーンだった。
残念ながらイエローカード累積でクロアチア戦は欠場したが、フル出場していたら、あの時ペリシッチに身体をぶつけれる板倉がいたら、結果は変わっていたかもしれない。

第2位 堂安律

スペイン戦。1点ビハインドの後半3分。
伊東からボールを受けると左足一閃。
コース、スピード共に完璧な一撃はウナイシモンも触っていたが、そのままゴールネットに突き刺さった。
あの一撃で流れが変わったと言っても過言ではない。
前半は終始スペインペースだった。
11分、アルバロ・モラタのヘディングでスペイン先制。そして前半は終始スペインのボールキープが続く。どう考えてもこの試合は勝てる未来が見えない。そう思わせた前半だった。
しかし後半、堂安の一撃で一気に吹き返した日本代表。完全に流れも変えた。それを裏付けるように、5分と経たないうちに田中碧が逆転ゴールを叩き込んでいる。
そして彼はスペイン戦だけで無く、ドイツ戦でも同点ゴールを決めている。
メンタルも恐らく強く、本田圭佑の後継者と言っても過言ではないだろう。(多分過言)
クロアチアとのPK戦も、彼が1番手を務めていたらまた結果は変わっていたかもしれない。

第1位 権田修一

1位は本当に迷いました。遠藤にしようか、板倉にしようか、やはり堂安にしようか、と思いましたが、結局はこの男しかいないでしょう、と思い選ばせていただきました。
ワールドカップ4試合フル出場。今大会、何度彼のスーパーセーブに助けられただろうか。
ドイツ戦、1点ビハインドで2点目が決まればほぼ敗北というシーン。背番号10のニャブリが抜け出しシュート。しかし権田がブロック。こぼれたボールにもう一度ニャブリのシュート。しかしこれも権田がブロック。
圧倒的にシュート数で負けていながら、ギュンドアンのPKの1点で抑え、ドイツに逆転勝ち。そんな彼はこの試合のマンオブザマッチにも選出されている。
コスタリカ戦の失点こそあったものの、スペイン相手にも決められるとグループリーグ敗退の危機の中、何度もファインセーブを連発。
日本のベスト16進出に大きく貢献した。
弱小国がワールドカップで勝ち上がるには、多少なりともキーパーが当たっていないと無理だろう。今大会でいうと、モロッコ代表のボノ。ベルギー、クロアチア、ポルトガル、スペインと名だたる競合の攻撃陣を0点に抑えている。
そしてPK戦でもボノはスペインにゴールネットを揺らせなかった。
そういった意味でやはり日本代表のMVPは権田修一の他にいないだろう。彼がいなければ間違いなくグループリーグ敗退だった。
PK戦でクロアチアに敗れはしたが、彼は他に並ぶもののない日本代表のGKだろう。


以上、個人的に選ぶ日本代表ベスト5でした。
他にも田中碧や前田大然、吉田麻也など目立った選手もいたが、今回はこの5人にしました。
サッカーはそこまで詳しくないので、異論等はあるかも知れませんが、あくまで一意見として捉えてください。
それでは次回の記事でお会いしましょう。

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