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たっくん杯ベスト4!サカタ入り紫起幻

お久しぶりです。Reiyaです!今回はずっと調整してた紫起幻のデッキを紹介したいと思います。
既にたっくん杯運営アカウントの方でリストを見て頂いた方もおられるかと思いますが、こちらでは疑問に思ったであろう各カードの採用理由や不採用カード、対面知識等を紹介して行ければなと思ってます!
最初は雑談多めになりますので下の目次から気になる所へ飛んでってください!

たっくん杯に参加したきっかけ

 まず、何故今回たっくん杯に参加したかですけど、僕は普段遠くの非公認に参加することがなくて、今回も見送るつもりでいました。それでも参加したのは今回の紫起幻のリストに自信を持っていたのですが、過去二回の非公認に参加した際に2ndデッキで負けて、結果を残すことができなかったんですよね。
 今まで遠くの非公認に行った事が無かった僕は諦めようと考えていたのですが、次の契約編環境でも勝てるのか不安に思う部分が少しあり、今しかないと思い、後悔しないためにも思い切って参加しました。なので思い描いた通り予選を抜け、4位に入ることができて本当に嬉しいです!!

何故今紫起幻なのか

 まず僕は紫起幻を転醒編第3章が出てしばらくしてから使い始めたんですけど、受け札を潤沢に構えれて、色々ケアして決めができる安心感や安定感が自分に合っていて、使い始めてから、大会でも他に使いたいのが無ければ使うってくらいずっと使ってたんですよね。でも、前回の制限改定でガルメジャードが禁止に指定されて、当時ENIX君やkalki君と見てたんですけど凄い凹みようでした笑
 ガルメが無いとリペアはできても前ほどのパワーを出せないんじゃないかと思ってたんですよね。後は個人的にもガルメジャードに思い入れがあって、ガルメのない紫起幻を使うことにも少し抵抗を感じてました笑
 でも、ひょんなきかっけから夜族を握ることになり、グランツや起幻山に多少有利を取るために魔術皇の採用を試みました。
 しかし純粋に魔術皇を積むだけでは不純物になり、紫起幻の強い魔術皇を使っていた後では好きになれなかったため、キャメロットX等を採用し、夜族軸の紫起幻として使用することにしました!

 最初はネクサス割りはゼッパンドンだけ採用で、バースト枠はバジャーかファラオムだったのですが、相手視点ケアが簡単でそこまで強く感じませんでした。
悩んで関根さんに相談したところ、開いた後ゼッパンに乗れるカードが良いという事でいくつか案を頂いたのですが、その中の「サカターノベア」に心を惹かれました。
 詳しくは後々解説しようと思いますが、実際に使ってみると想像以上で試したバーストの中で一番強かったです!
 ちなみに非公認に殆ど参加せず、環境エアプの僕は紫起幻が普通に使われている事を知らず、高槻百鬼の一回戦でミラーして衝撃を受けました笑

通常の夜族や夜族アビスとはどう違うの?

 ここは皆さん気になる所かと思うんですけど、僕の考える差別点は大まかに3つあります。
 一つ目は、上記の通りグランツに強く出れる点です!
グランツは6色が「グランツ」「アレックス」「クロノドラゴン」と多く、デッキの核となっているため、非常に魔術皇の通りが良いです。
特にグランツにゼッパン、ファイズブラスターが乗れなくなるんで要求値が高くなるんですよね。逆にスピッツアーが入らないのでファラオムケアができませんが、元々カシウスは止めれませんし、代わりに相手の動きの抑制ができるのでメリットは大きく感じてます。

 二つ目は面処理や横展開ができる点です!
魔術皇を裏返すことで3コア帰ってくるんで、横展開を容易にでき、破壊から盤面アドを取って自分から殴りに行くことができるのが強いです。また、相手ターンに受けとして反魂呪からヴルンハルト釣って転醒もできるんで受けに強くなるんですよね!

 三つ目はネクサス割りが採用しやすい点です!
僕が今回ネクサス割りを採用した理由として、ネクサスにコアを置いてゼーゲをケアされるのが嫌だったんですよね。また、先1火山バチマンに手出しできないのも嫌で。。それで今回サカタにネクサス割り以外に仕事を持たせれる魔術皇を採用しました。特にサカタは試合でも大活躍でした!

非公認での結果や環境読み

 まず、一番悩んだのは2ndのデッキを何にするかでした。流行りのグランツ、氷姫に勝てて、増えてきている覇皇、導魔に勝てるデッキが良かったんですけど、グランツはあいにく所持しておらず、難航しました。そこで選んだのはイザイザでした。
 紫起幻、イザイザでは赤白が重たくなるのですが、前回の百鬼で体感思っていたより少なく感じたことや、赤白に負けても2デッキ目に両方勝てれば良い!という安易な発想からイザイザを握る決意をしました笑 
 リストはアーマーバットやアレックスが入っていたり、緑の世界が入ってない等、かなり異端な構築になっていたのですが、紫起幻で先鋒で1勝できる自信と信頼があったため、後攻に強い構成で挑みました!

 結局赤白の母数は2番目?に多かったうえに、ケアが難しい白晶を皆取ってたんできつかったです。笑

 ちなみに過去3回の非公認での結果はこんな感じです!

太字下線が紫起幻を使用した試合

 こう見ると氷姫もグランツも思ったより少ないですね笑
その代わりミラーと覇皇、導魔にそこそこ勝ててるんで良かったです!

 ってな訳でお待ちかね?の各カード解説に移りたいと思います!

リストと解説

 リストはこちらになります!


・サカターノベア


 簡単に強みとしては「ゼッパンドンに乗れる」「苦手なネクサス割りができる」「ライサ等の転醒を簡単に処れる」「アタック時ドローで魔術皇に乗る」等です。
 特に魔術皇にコアが乗るって所が重要で、元々はディオニュソスパストまで入れないと安定して魔術皇が裏返せなかったんですが、サカタを入れる事でディオニュソスを採用しなくても裏返せるようになりました!

・ゼッパンドン


 これは制限前の紫起幻から愛用していたカードなのですが、紫起幻の弱点はネクサスに触れない事だと考えていたんで、火山バチマンやボンシャ、ラインの黄金を貼られても詰まずに割に行けて、ついでに2ドローできる所がかなり強いです。
 サカタとも相性が良く、ネクサスを何枚貼られても破壊が追いつきますし、サカタアタックした後に乗って合計3ドローできるのは、アドの塊です。笑
 これも良く使うのですが、コストが6でバトル終了時に回復できるんで次のターンブロックからキャメロットナイトXを出して、ブロッカーになったり次のターンの紫シンボル確保ができるんですよね!
 っていう様に弱点補完ができてシナジーもあるんでオススメです!

・メ・ギノガ・デ


 ゼッパンドンと一番相性が良いカードです!
赤白等の火山があっても相手のターンでドローができるうえに、ゼッパンドンに乗れるんでその火山までも割れちゃいます笑
 他にもブラットロンドで切るのに重宝したり、受けにも攻めにも幅広く使えるんで2枚の採用です!
 ちなみに盤面にブロッカーが居なくても、ギノガデ→ゼッパン→ブロックからキャメXまで出て、後続を割りながらブロッカーを簡単に用意したり、3ドローして防御札を引きに行けるんで受けが本当に安定するんですよね!

・ライウンコマイヌ


 魔術皇に乗らないのと、ゼッパンドンにのも乗れないんで他と比べて相性は良い訳ではないですが、初動や足場として安定するのと、魔術皇引けない状態でもヴィーナを置かせないためにも2枚採用しました。
 グランツ対面でも、ゼッパンにバックを割らせないようにヘイト向けとしても強く感じました。

・シーズグローリ―


 これもガルメの頃から愛用していたカードです。紫起幻の強みとして、確実にリーサルを出せる所もありますが、シーズから急なリーサルを生み出せる点も僕はかなり評価していて、魔術皇がない状態でゼッパンにつけて2,3点の2回攻撃や、魔術皇につけて4点など、攻めのプランとして幅広く使える所が使い勝手良いです。
 防戦一方になった試合だと、ゼーゲでコアをからしても、赤白や導魔、氷姫に白晶、エルネーゼを打たれて耐えられる。といった試合も多いのですが、シーズを付けて4打点を作ることで白晶を打たせないといった動きもとれるため、攻め札としてもかなり強いです。
 ここまでが攻め札としての運用ですが、もちろん防御面でも強いです。ケアされるのでは?って思うかもしれませんが、消滅に対して紫の世界やブラットロンドが反応するんで、相手視点では入ってるかわからないシーズをケアしないという選択肢を取ることがあるんですよね。それほど受けを崩すのが難しいデッキなので、防御札として使えたり、相手の意表を付ける攻めの札として本当に強いです。
 ちなみに防御札として紫マジックより優先度は低いので、紫の世界やブラットロンドを転醒させるために使うことがよくあります。

・デスタメント、デスアタラクシア


 配分はデスタメント2、デスアタラクシア3なのですが、シーズを採用してるんで3枚ずつの採用は難しいので、どちらか2にしなければならないのですが、ケアされたときに弱い防御札がシーズとデスタメントとの2種あるため、安定して打てて、2枚目以降も被った方が防御札として強くなるデスアタラクシアを3にしました。

・フェンリグ


やはり不利対面を捲れる可能性があるカードってのは強い。サカタゼッパンで相手はネクサスを貼りづらくなるんで、手札に抱えてフェンリグを踏みやすくなったりします。


・不採用カード

・カシウスの槍


 一番採用を迷いました。
場に出た後もゼッパンに乗れて相性がいいですし、キャメXとも相性が良い。赤白のツヴァイに当てられれば勝てたって試合もあるんで全然入れて強いと思います。特に次環境は煌臨時を使うデッキが多いんで今より重宝すると思います。

・エル・サルバトール


 ここも悩んだ枠なのですが、無くても勝てる試合が多かったため、フェンリグと入れ替えました。

・バジャーダレス


 出た後にもゼッパンに乗れるんでこれも強いですが、ケアが簡単にできるんでそんなに強く使えないと思い、採用を見送りました。

・ファラオム


 これも悩んだのですが、ゼッパンに乗れない点、苦手なファイズブラスターに対して無力な点を加味して採用を見送りました。

・ラショウ


 陰陽やゼッパンとソウルコアの取り合いになるんで今回は不採用にしました。

・氷刃血界


 基本紫マジックで対応できるのと、手札で腐ることがしばしばあるんで不採用にしました。

・ガルメジャード


 イレタイ。トテモイレタイ。ナンデキンシナンデスカ。。

対面知識

・グランツ 微有利
 基本的に魔術皇が刺さってくれます。グランツから始動することが多いんで、そこを止めるとゼッパンやファイズに乗りづらく、攻めが難しくなります。次に足場として置いたネクサスにもサカタ、ゼッパンが刺さってくれるんで少し有利になりました!
 相手のファラオム顕現や、カシウスはこちらに刺さるんでプレイには気を付けましょう。ファイズブラスターがきついんでここまでメタっても負ける可能性あるのはやっぱあのデッキやばいです笑
 決め筋は基本ヴルンハルト魔術皇で大丈夫です。

・氷姫 有利
 サカタがライサを割ってくれたり、バックのネクサスを割ってくれるんでぐちゃぐちゃにできます!デスアタラクシアを通すために盤面自戒してでもトラッシュに6枚溜めてください!紫の世界を立てて除去をしにくくしてください。
 決め筋はゼーゲで白晶ケアをして詰めるのが基本になります。

・覇皇 微有利
 死ぬ気で陰陽を引いてください。後は相手の神剣を早期に割れれば有利に立ち回れます。対面した感じサカタが見えてなければ意外と御盾のレベルを下げるタイミングもあるんでそこに当てるとかなり有利になります。
 決め筋はヴルンハルトと魔術皇で氷刃絶甲をケアして決めましょう。ロード零を伏せられるとケアができないんで、ゼーゲシーズのワンショットや盤面に回復状態を4体以上並べることも意識してください。

・赤白 不利
 死ぬ気で陰陽を引いて、火山がない事を祈りましょう。相手ターンでギノガデゼッパンで手札を稼ぐのと、グランテラスケアは徹底してください。
 決め筋は防御札が氷刃ならヴルン魔術皇と小型を並べるので大丈夫なのですが、白晶だと、ゼーゲでコアを枯らしてシーズ等の打点で詰めるのが基本になるんで、なるべくアマテラスに3個載せられないように陰陽を立ててください。 

・導魔 互角
 エルフィーリアが立てられるとシーズでしか除去れないんでしんどいのですが、紫起幻側は序盤から殴りに行けたり、紫の世界で防御のコアを枯らせるんで、決めれないわけではないです。とにかくシーズが肝になるんで引いてると楽になります!
 相手がエルフィーリア+@で殴られるまでゲームが進むと、反魂呪からゼーゲを釣ってアタックできないようにするか、エルフィーリアやトリスタのにサカタを当てて(上手い人は召喚時を打たないですが。。)頑張るしかないです。笑 

・夜族、紫起幻 超有利
 ネクサスにコアを乗せてゼーゲをケアしてください。こちら側はサカタ、ゼッパンが相手の足場を割ってくれるんでストレスフリーで対面できます!
 決め筋はゼーゲでコアを枯らして並べるか、シーズを付けれると勝ちです。

・機龍 微不利
 相手は陰陽を割るのに時間がかかるんで、持っていると楽になります。
相手の赤世界はサカタが割ってくれるのと、ヴンダーは自分のターンでゼッパンで割っておきましょう。
 本当は微有利って言いたいくらいなんですが、ラインの黄金がキツ過ぎるんです。。そうなると、ゼッパンでラインの黄金を先に割らないといけなくなるためヴンダーが割れなくて、テンポ取られて負けちゃいます。。
 決め筋は手札を見て、序盤からネクサスを貼らずに小型でビートするか、ヴルン魔術皇で詰めるか明確に決めて立ち回りましょう!

おわりに

 最後までご愛読ありがとうございました。長かったと思いますが、お疲れさまでした。
 新弾直前という中途半端なタイミングとなってしまいましたが、紫起幻は新弾でも戦えるポテンシャルを持っていると思いますので、良かったらこれからも使ってもて下さい!


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