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弁護士歴44年ー理不尽を絶対に許さない(れいわ新選組 つじ恵)

2024年9月27日、豊橋駅東口で、れいわ新選組衆議院愛知15区総支部長つじ恵(めぐむ)さんとれいわ新選組代表 山本太郎さんの合同街宣が行われました。今回はその中からつじ恵さんの演説部分をざっくり文字起こしでお伝えします。


れいわ新選組衆議院愛知15区総支部長 つじ恵

皆さん、こんばんは。れいわ新選組で、豊橋市と田原市を選挙区とする衆議院愛知15区の総支部長を務めております、つじ恵(めぐむ)です。私は2003年から野党民主党の衆議院議員として、当時の小泉首相に対して政治とカネの問題で予算委員会で徹底的に追求したという経験を持っています。そして2009年の政権交代選挙で、小選挙区で2期目の当選をした。7000万の人が投票に行かれた。1億の有権者の中の7000万人。約70%の人が投票に行ったのです。2017年の参院選は4800万人しか行かない。50%を切るような状況ですけど、その10年前は7000万人が投票所に足を運ぶような熱気があった。

私たちの日本がどんどん貧しくなっている。私たちが本当に世界からのリスペクトされないような存在になってる。日本の国力が落ちてきている。そして竹中・小泉さんの新自由主義と言われる考え方。金儲けをする力がこの社会の価値のトップにあるのだと。そのために全ての政策を投入するんだということで、どういう結果が起こったのか。それまで分厚い中間層と言われていた中間層がどんどん解体されて、1%の人たちだけに富が集中する、そういうような状況だったんですね。そういうことを変えるために、2009年の7000万人に近い皆さんが、新しい政権で、国民の生活を第一にする政策を行ってほしいという期待があって、2009 年の民主党政権が誕生した。

2009年の民主党政権誕生でどうなったか

誕生した途端どうなったのか。民主党だけが悪いわけではないです。当時の小沢さんや鳩山さんに対して、東京地検特捜部とか大阪地検特捜部がありもしない事実をでっち上げて刑事事件で叩こうとした。そういうことで民主党の中の人も動揺したっていう事実もあります。でも民主党の中で、この国を本当に国民の暮らしを第一にするというきちっとした理念と、目的・目標そして具体的なプロセスを持った政治家がやっぱり少なかった。だから菅政権・野田政権でマニフェストを裏切るような消費税を増税をする、そしてベトナムに原発を売り込んでいく。野田政権の元では集団的自衛権を容認する解釈合憲だというような考え方とか、マイナンバー制度を採用する。安倍さんがその後やった政治の露払いを民主党政権が行った。そういう事実を私たちは本当に痛苦に感じてるわけです。

民主党議員でありながら消費税増税法案に反対

2012年5月21日、消費税を5%から10%まで上げるという国会の法案。これ、野田さんが首相で出したんです。私は同じ民主党の中で4月から十数回にわたって内部で議論をしたけども、最後は強行採決みたいな形で民主党でそれを国会に提案するってことが決めら、本会議にかけられた。私はたまたま1番最初にその法案に対する反対の投票をやった。そういう立場の議員でありました。

何よりも既存の政党の秩序とか、これまでの様々な利害関係に結ばれてるいろんな諸団体とか、そういうことを優先とする政治はおかしいんですよ。ひとりひとりがこの国の主人公なんだ。ひとりひとりが心配なく暮らせるように、それを国が支える。そのために国民の生活が第一の政治を作るんだっていう民主党政権ができたのに、それを裏切るような執行部に私はついてくことができない。

もちろんこちらが多数になるように民主党の中でいろんな人と協力を求めながら戦いをしました。でも最終的には残念ながら70人近い人が離党した。民主党の野田さんが安倍さんと国会の討論で解散しましょう・解散してくださいと談合の解散をした。私も最終的にはそれに抗議をして民主党を離党しました。それが2012年だったです。

政治家の根本とは何なのか

政治家の根本は何なのか。何が重要なのか。赤絨毯を踏む。自分の支持団体のために何か利権を持ってくる。そんなことはどうでもいい話なんですね。人々は苦しんでる。そして先が見えない。そんな状況に対してしっかり国が手を差し伸べる。国がしっかりお金を配分する。そういう中でみんなに希望を持ってもらうっていうことが重要だという風に思います。

30年の不況と、そして日本はどんどん衰退の一途を辿ってますよね。来年にはGDP(国民総生産)がインドにも抜かれて5位になるとも言われています。それはこの国の国力のバロメーターの一つなのです。数値だけが問題ではなく、数値が低くてもそれが平等に配分されるようなそんな社会であればいいんだけども。国力は下がる、国民の中で分断はどんどん広がる、そして明日食べることすら希望が持てないという人がたくさん生まれている。こんな現状を変えるために、そこで体を張ってこそ政治家としての神髄は通れるもんだと、私はそういう風に思っております。

れいわ新選組の一員として国会へ

そういう思いで2019年4月のれいわ新選組の結党に感銘を受けて、2020年にれいわ新選組に結集をして、そして、国会を変えるために、まずは私が3期目の国会議員として当選させてもらう。民主党政権が負けた様々な原因があります。統治機構、国家の官僚機構がどんなにえげつないことをするかということを本当に見てまりました。そしてそれと戦うためにはどうすればいいのかということもしっかりと見てきた。政治家が官僚をちゃんと仕切るような、そんな力を持った、政策を持った、そういう本来の政党政治をもう1回作り直さなきゃいけない。こういう思いでれいわ新選組の一員として 国会へ。そして国会で、れいわ新選組がまずは中核の政党となることを通して、他の様々な野党からの離脱者が生まれると思います。そういう人たちを含めた大きな共同戦線を作って、もう1度政権交代を実現したい。そういう思いで今戦ってるところであります。

自民党総裁選

今日、石破さんが自民党の総裁になった。10月1日に臨時国会が召集されて石破さんが首相になります。でも、この2年間、いや岸田政権の3年間で問われてきた問題、9人の総裁選の候補者の中ではなにひとつ議論されていませんよね。裏金議員はどうするのか。統一協会に汚染をされ、カルト集団の言いになって日本の政策がゆがめられているこの現状をどうするのか。全然語っていない。防衛費をどうするのかということについても、アメリカの言いなりなって43兆。5年間で防衛費を2倍にする。それでトマホークとかオスプレイとか、すぐ落ちたり、全然使えない武器を買うだけ。アメリカの軍産複合体の利益に貢献・奉仕するような国に日本が成り下がっている。それについて日本の誇りと覚悟を持って、もう一度日本が対等に世界に対して発信する、そんな理念理想を語るような(自民総裁)候補者は、私はいなかったと思います。そういう意味で自民党政権は岸田さんから顔を変え、石破さんはやや柔軟な形をしてくるかもしれない。でも彼は憲法9条の改正を正面から掲げてきた。これまでの自民党政治が骨の髄まで染みついている。だから結局はこれまでの自民党政権を繰り返すだけだと私は思います。自民党に期待なんか全くできない。一挙に瓦解に追い込んでいく、それだけの力を持てる政党を私たちが作っていきたい、このように考えています。

立憲民主党代表選

立憲では23日に野田さんが新代表になりました。でも野田さんは消費税を5%から10%に増税する、それの超本人なんですよね。その時になんて言ったか。民自公の3党の協議の中で、社会保障に充実させなければいけない。消費税の増税は社会保障を充実させるためだと。全くの嘘八百だったことが明らかになっています。増税男の野田さんが野党第一党の党首になった。つまり自民党も立憲野党第一党も、同じく馴れ合いで増税政治を作っていく。そんなことが今、明らかになってる、そんな大変な状況だと危機感を私は強く持っています。だからこそ、このような既存の政治の馴れ合い・談合、その中での増税政治を絶対に許さないということを貫く、突き破る、そんな勢力が必要だという風に思います。

自民党政治、既存政治に対抗するれいわ新選組

れいわ新選組はまだまだ小さい、弱いかもしれない。でも消費税を廃止することによって、そして国民に必要なお金、現金給付を本当にすることによって、命と暮らしを守る。そのことで正面から自民党政治、そして既存の政治に対して対抗する方向性を唯一、ぶれることなく言ってきたのはれいわ新選組です。

(衆院選で)自公が今度過半数が危ない、金まみれ・利権まみれで分解するというような状況の中で、助け船として立憲の野田執行部が自公と連立をする可能性がある。つまり(立憲も)国民の暮らし・命・将来に対する不安に焦点をあて、そこの目線でこの国を変えようとするんではなくて、これまでの増税路線の延長でこの国の支配をなんとか維持しようとする、そういう勢力なんだということをもっともっと明らかにさせていきたい。自民と立憲。そういう既存の勢力に対してれいわ新選組をしっかりと皆さんの力で押し上げていただく。

残念ながら、今回の衆議選挙ではれいわ新選組がすぐに過半数というわけにはまりません。でもしっかりとした政治家としっかりとした勢力を皆様方から頂戴をできれば、来年の参院選挙でこの国の政治を大きく流動化させることができ、次の衆議選挙で必ず政権交代を実現できると考えております。

弁護士歴44年ー理不尽を絶対に許さない

私はこれまで弁護士として44年間様々なことをやってまいりました。刑事裁判でも15年求刑された被告人の方々。3件の冤罪事件で無罪を勝ち取っています。昨日、袴田巌さんの無罪判決が出ましたけども、袴田さんにも2004年、姉の秀子さんと東京拘置所に会いに行きましたよ。その時、袴田さんは死刑の恐怖の中で精神的に混乱状態にあって、お姉さんが会いに来たとか、自分の支援してくれる弁護士が会いに来てくれるということが分からないということで。面会を拒否された。そこまで1人の人間を追い込んでしまう。そんな理不尽な世の中。世の中の一番理不尽の典型が、私は刑事裁判の冤罪だと思います。そういうことが袴田さんだけではなくて、世の中に、さまざまな場面で蔓延している。正義を取り戻そうではありませんか。不条理
を絶対にやっつける。理不尽を絶対に許さない。そういう人々の本当の思いに立った政治を、一緒に是非とも実現させていただきたいと思います。

この国を変える大きなうねりを作り出していく

私、つじ恵。まだまだ頑張ります。山本太郎代表をしっかりと支え、れいわ新選組を大きな勢力として、ホップ・ステップ・ジャンプ。今回のホップでつじがしっかりと国会に議席を取る。れいわが中核の政党としての力を皆さんから頂戴する。もう与野党じゃないですよ。立憲は野党じゃないんですよ、消費税増税の党なんですから。今の体制にあらがって、これを変えようと、ひっくり返そうとするのはれいわ新選組だけです。

れいわ新選組が来年の参議院選挙でホップ・ステップのステップを刻む。大きな勢力として、この国の政治を流動化させ、その次の衆議院選挙。れいわだけではなくて、他のところでもいろんな方がいらっしゃいます。立憲の中でも当選するためにはまだ立憲にいざるを得ないけども、本当はれいわと合流したい、そういう風に思いを持ってる人も何人もいる。私の友人にも何人もいる。それ以外にも今、浪人をしながら頑張ってる、そんな政治家もいます。若い政治家もいる。そういう人々を全部集めて、れいわ新選組が大きなうねり、この国を変える大きなうねりを作り出していくために、私が全力で張ります。そのためにこの愛知15区で皆さんのご支持、ご支援、ご注力を頂戴をしたいこのことは申し上げて、私からのご挨拶をさせていただきます。ありがとうございます。


正義感の塊のようなつじ恵さん。国会に必要な人だと思います。
みんなで応援していきましょう!

れいわ新選組公認候補予定者についてはこちらのサイトをどうぞ。
つじ恵さんの情報もあります。応援バナーも準備中。

れいわ新選組衆院選特設サイト

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