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コメ不足 れいわ新選組の提案(れいわ新選組 山本太郎)

8月中旬からずーっと、近所のスーパーに米がありません。令和の米騒動? 主食なのに困ります。

2024年9月8日、福島県郡山市でのおしゃべり会で、コメ不足に対するれいわ新選組の提案の話がありました。今回の記事ではその話を、ざっくりまとめてみました。


山本太郎:
この米不足に関してもスライドを作ったんで見ていただきますね。本当にひどいよな。

(画像クリックでYouTubeに飛びます)

はい。米不足ですと。もう棚の中には殆ど無いって状況。今、段々これ(棚の中は)増えてきてるんですよ。段々これ埋まりつつあるんですけど、でもまだ米は不足してます。

コメ不足   れいわ新選組の提案

1.政府は災害時以外でも備蓄米を早急に放出できるように運用せよ。
2.備蓄米放出で、過剰な値崩れが起きないよう米不足発生前の適正価格で市場放出せよ。
3.米価格の高騰に備えて、一般家計への「季節ごとの給付金」支給を今こそ実施せよ。


(現政府は)今は、災害の時とか、なにか緊急事態の時ぐらいしか(備蓄米)出しませんって言ってるんです。だから今、(備蓄米が)100万トンあるのに出さない。
米の値段が上がりましたってことだけじゃなく、それ以外にも様々、今、物価高なってますよね。この悪い物価高が収まるまで給付金を出せと言ってるのは、例えばこんな事態(米不足)に対しても一定対処できるじゃないですか。「お米の値段ちょっと上がってるけど、ちょっとしんどいけど、まぁ給付金が出てるから。この中からやっとこか」とか。そういうような対応ができるように、ちゃんと給付金も出さなきゃだめだよと。

農水省とのやり取り(2024/8/29)

農水省とどんなやり取りしたか、ちょっと見ていただきます。

コメ不足・備蓄米について農水省に聞いてみた。
(質問1)
・今の米不足は、全国の消費者にとってどれだけ緊急なのか?
・地域ごとの事情がわかるような調査はしているのか?

(農水省の回答)
・そのように速報性を重視した地域ごとの店頭在庫状況の資料は作成していない。
・ただ、最近もPOSデータなどを見ていると確かに地域ごとにばらつきがあり、首都圏・大阪では厳しいが、東北などではそれよりは深刻ではないという全体的な傾向は把握している。

なんかコメンテータが言ってるみたいな話なんですね。頼むでって。あんたら(現政府が)動かななんともなれへんねんからって。もう他人事みたいやなって。

(質問2)
・備蓄米の供給に何日かかるのか?
・どのくらいの期間が目安か。
・手続きの緊急時の簡略化などは規定があるか?

(農水省の回答)
・需給の問題であれば、通常の手続きで食糧部会にはかったり、入札を行う必要があるので数週間が標準的にかかるのは報道の通り。
・震災時など緊急時には被災地にすみやかにコメを送る仕組みはある。
・ただし、農水省としては新米の流通を待つという姿勢であることは申し上げたい。

(農水省は)災害だったら米はさっさと出すって言ってるんです。今の米足りてない状況は災害じゃないでしょっていうスタンスなんです。散々言って、「今の状態は大丈夫です、新米が出ますから」って姿勢は崩さないんです。

緊急時に「さっさと」備蓄米を放出できるように、米を出しますよっていうときの要件を変更していく必要があります。

現在は、以下の2つの要件をみたす場合、「特例」として、速やかに備蓄米を放出できる仕組みになっている。

1.災害救助法及び国民保護法が発動されていること
2.被災地の知事もしくは市町村長から緊急の引渡要請がある

農林水産省「米穀の買入れ・販売等に関する基本要領」(令和6年3月29日)

この要件を見直し、災害救助法・国民保護法が発動されていなくても、緊急時には速やかに備蓄米を放出することができるような仕組みが必要

ルール上そういう風にしていかないと国はなかなか(備蓄米を)出さないだろうと。ま、(現政府は)ルールにないことも平気でやるんですよ。コロナの時に子どもたち学校休ませろみたいなのこと、ルールにないのにやったでしょ。だから米だってできるはずなんです、本当は。だって、困ってるんだから、みんなが。ま、(米不足は)だいぶ山を越えた感じはありますけれども、でもまだ足りていないってことですね。

(質問3)
・過去に備蓄米を放出して、価格が下がった実例あるか。

(農水省の回答)
・政府米備蓄制度は1995年から始まっている。しかし、備蓄米はそもそも飼料用や海外支援、フードバンクなどへの提供の目的であり、市場価格と切り離して運営している。
・過去に今回の大阪府知事のような要請に応じて対応したことがないため、過去のデータは存在しない。

ひでえ話だな。でもね、2003年に不作があったんですよ。その時に米の落札価格が上昇、備蓄米を放出したってことがあったんですけど。その時に値崩れ起こしてないんですね。

2003年8月から9月にかけて13万トンの備蓄米を放出しました。放出した後、値崩れしてないんです。価格上昇前に戻っただけ。米がないってことで(価格が)バーンって上がったんですけど、米放出するってことになった後、価格が上がる前に戻った。だからちゃんと出せばいいんですよ。タダで全員に配りますったら値崩れ起こっちゃうかもしれないけど、そうじゃなくてバカほど(価格が)上がる前に普通に売られてた値段に戻せば、それほど大きな変動はない。逆に言ったら値段が高くなる前の値段に戻るっていうことが過去の例からは言えるっていう話なんですね。

言いたいことはなにか。
国民飢えさせないなんて、政府として当たり前のことじゃないですか。
でも(現政府は)それを平気でやろうとして、この先国民が飢えるかもしれないような食料政策を当たり前に行っていくと。主食の米作らせずにお前ら減反しろと。米作るな。転作しろと。その方がお前、金やるぞみたいな。一体何がしたいんだよってことなんですけど、これおそらく国内での供給力を弱めていって、海外から入れると。乳製品と一緒ですね。ヨーロッパから乳製品を買うために、国内の乳製品作ってらっしゃる方々には死んでいただきますってことをやったわけです。それと同じようなことをずっと米でもやり続けてる。本当に鬼畜です。もう妖怪。こいつらさっさと退治する以外ないという思いです。


れいわ新選組の緊急政策

5.食料安全保障 農林水産品の全量買い取りと農薬・添加物の規制強化

山本太郎さんのXアカウントの投稿も是非お読みください。

このコメ不足で多くの人が食料安全保障について考えるようになればいいと思います。

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「れいわmemo」は、れいわ新選組ボランティア有志による情報サイト「We Are れいわ新選組」(https://reiwas.info/)のnote部門です。


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