予算書に公債費?国債償還60年ルールと減債費〜地方自治体も?いわき市はどうだろう?
新聞各社は何らかの経済対策をしようとすると「財源は?」との話が出てくる。最近であれば、防衛費や子育て支援増額だが、直ぐに増税の話になる。経済が停滞していれば、本来は国債発行すべきなのだが。。。
では、本当に財源はないのか?Youtubeで興味深い話があったので概略をまとめる。
高橋洋一チャンネル「682回 世界で大恥を掻かされた国際償還60年ルール 今すぐ止めて」
https://youtu.be/qu8Bxx4I-hg
高橋洋一氏は、安倍政権の内閣参事官だった方だが、元財務省官僚でもある。
内容としては、
●日本の国債には「60年で国債を償還する」ルール
がある。現在他国にはない。
●国債の償還は、何処の国でも借換債で行う。
新たな国債で借り換えをする。返済はしない。
●60年償還のために、国債発行額の1/60を国債費
として予算計上している。約16兆円。
●国債費の16兆円は積立のようなもの。ムダ。
別に必要なところに使った方が有効。
●地方自治体にも同じ目的の「減債費」があり
積み立てられるだけで、有効に使うべきである。
その通りだ。16兆円あれば、教育費無償化もできる!子育て支援だってできる!
国債償還60年ルールについては、別のYoutubeでもみれます。
●安藤裕チャンネル
https://youtu.be/W6OnYvf9q4U
●三橋TV
https://youtu.be/PVu4PyO5AY0
【いわき市では?】
いわき市の歳出予算を見てみた。
毎年の公債費が、100〜180億円。ちょっと待った!
積立金が100億円?ということは、毎年200から300億円は、貯蓄って話?
これは多すぎでしょう!もっと福祉とかに使って欲しいですね。
市債の発行残高は?1239億円。
市債の返済が借り換えで良いのなら、もっと有効に予算が使えます。
もう一つ、市が積立てている「基金」はどうでしょうか?289億円あります。東日本大震災以降の復興費等でだいぶ積み上がっています。