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第84回 皐月賞②
前回の記事ではレガレイラの“ルドルフ超え”について書いた訳であるが、どうしても気になるのがこれ。
《万馬券決着🔁①人気決着》
この表裏一体の関係だけは無視出来ないのだ。
というのも最近の傾向を考慮してみると、通常(以前のJRA)ならば万馬券決着になってもおかしくないモノが反転させられて馬連①人気決着になるケースが散見されるからだ。
この競馬研究者殺しの様な馬連①人気決着は幅広いライトユーザー(競馬研究者🔁ライトユーザー)の方には歓迎されるに違いない。
やはり馬券の売上を向上させて行くには一部の競馬研究者よりもより大多数を占めるであろうライトユーザーに歓迎されなくてはできないはずだ。
JRAは売上至上主義の国家機関である、と言う事がやはり重要なポイントになってくるのではないかと思うのだ。
その様な観点から《快挙から快挙へ紡ぐロジック》を考えてみたのが以下である。
《64年振り牝馬のダービー制覇》
2007年東京優駿(日本ダービー)《18頭立》
1着 ③番ウォッカ (ー16番)
2着 ⑯番(ー3番)【ウォッカ対角同枠】⑭人気
3着 ⑭番(ー23番)
《37年振り牝馬の有馬記念制覇》
2008年有馬記念《14頭立》
1着 ⑬番ダイワスカーレット(循環ー16番)
2着 ⑭番アドマイヤモナーク【純粋同枠】⑭人気
3着 ⑥番エアシェイディ(循環ー23番)
見事なオペレーションである。
この時代のウォッカとダイワスカーレットは正にライバル関係であり共に後世に名を残す名馬達であったのだ。
ここで重要なのは2戦共に相手に⑭人気を連れて来ている事なのである。(共に馬連万馬券)
これを今回のレガレイラに当て嵌めてみると以下の様になる。
2023年ホープフルステークス《18ー2頭取消》
1着 ⑬番レガレイラ ①人気
2着 ⑥番シンエンペラー②人気
3着 ⑤番サンライズジパング⑬人気
2024年皐月賞《18頭立》
1着 ⑩番レガレイラ ①人気
2着 ⑬番ジャスティンミラノ②人気
3着 ①番サンライズジパング⑬人気
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2007年東京優駿→2008年有馬記念
【万馬券決着⏩万馬券決着】
⭐2着は共に⑭人気
2023年ホープフルS→2024年皐月賞
【馬連①人気決着⏩馬連①人気決着】
⭐3着は共に⑬人気
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こちらの決着も想定しておいたほうが良いかと。
いや、寧ろこちらの決着が濃厚かも知れない。
皐月賞に牝馬が出走すると3つ隣りが馬券対象になっているのも後押しである。⑩→⑬
(1991年・2014年・2017年の過去3回は各自でご確認ください)
①番はレガレイラの平行同枠であるのも良い。
さあ様子を見てみようではないか。
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