ダート三冠初戦 羽田盃[更新]
さあ、歴史的なダート三冠競走の開幕戦が明後日に迫ってきた。
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2024年4月24日(水)大井11R(20:10)
第69回農林水産大臣賞典 羽田盃[Jpn1]
(リアルスティール賞)
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2024年からは全日本的な『3歳ダート三冠競走』の初戦に位置付けられ、新たにダートグレード競走《Jpn1》として実施される事になる。
<上位5頭に東京ダービー、優勝馬にジャパンダートダービーの優先出走権を付与>
その変革前の“最後の”南関三冠競走を無敗で全て制覇したのがミックファイアである。
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“8頭立て”という何とも寂しい出走構成であるが、競馬の基本(ダート競馬の基本)は【8枠】にあると強調しているのかも知れない。
ポイントは【JRA所属馬4頭vs地方所属馬4頭】の出走構成にあると思わせておいて実は違うと思うのだ。
本当のポイントは【施行時期】なのではないかと。
昨年は5月10日(月)というJRAの皐月賞週開催であった。南関三冠競走の第一戦目をJRAの皐月賞と同じ週に合わせる事で3歳クラシック三冠戦のスタートをより印象深いものにする効果が期待出来る訳だ。
ところが“大変革初年度”の2024年はJRAの天皇賞(春)の週に施行される。これがどの様な意味を持つのか考えなければいけないだろう。
国家機関であるJRA同様にダート三冠競走も“天皇”が最上位なのであるという“宣言”に思えてならないのである。
であるとすれば、やはりJRAの“天皇賞”がカギになるのではないだろうか。
それでは歴史的指標馬であるシンボリルドルフの天皇賞(春)の結果を見てみよう。
次にもう1頭の歴史的指標馬であるディープインパクトの天皇賞(春)の結果を見てみよう。
全く違う結果の様だが実は1985年→2006年に“何か”を引き継いでいるのである。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□1着 無敗三冠馬《①番人気》
2着 《②番人気枠》
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1985年天皇賞(春)は単枠指定を採用しているが、単枠指定を現代競馬の様に解除して逆枠で考えると《⑦番ミスターシービー②番人気》と《2着サクラガイセン⑧番人気》は同枠になる。しかもサクラガイセンの⑧番人気を2006年天皇賞(春)の3着席に採用している念の入れようだ。
それでは、2024年羽田盃[Jpn1]と上記の歴史的指標馬2頭の天皇賞(春)とどの様な関係があるのか結論を書こう。
要は【①番人気枠】vs【②番人気枠】でのワン・ツー決着が濃厚である、と言う事だ。
現時点での人気は
①番人気→4️⃣枠④番 [J]アマンテビアンコ。
②番人気→8️⃣枠⑧番 [J]ブルーサン
④番はリアルスティールのデビュー戦ゲート位置でもある。また④番の隣りの⑤番が⑧番人気というのも後押しかも知れない。
後はディープの天皇賞(春)での最重要ポイントとして“対角ゾロ目決着”が挙げられるだろう。
2024年の羽田盃[Jpn1]も対角ゾロ目決着に注意したい。理由は他にもあるからだ。
大井競馬場開催の盃タイトルレースの上記2レース共に《ゾロ目》+《①番人気》の決着になっているのである。
三冠レース初戦である羽田盃[Jpn1]は、①−④−⑧の組合せで決まるのではないかと考えている。
現時点では①番人気②番人気③番人気であるが仕方ないだろう。
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もう一つの仮説を説明したい。
《ミックファイア》=《トーシンブリザード》であると仮説で立てるとしよう。2頭共に無敗で南関東三冠を制覇した三冠馬という共通点がある。
まずトーシンブリザードが制覇した2001年羽田盃とその翌年を比較してみよう。
トーシンブリザードが羽田盃を制覇した⑧番を翌年の羽田盃では正逆番(正逆⑧番)で使用しているのがわかるはずだ。
それではミックファイアの羽田盃を見てみよう。
トーシンブリザードとその翌年を参考にするとミックファイアか羽田盃を制覇した⑥番を今年の羽田盃では正逆番(正逆⑥番)で使用する可能性がある訳だ。
今年の羽田盃は8頭立てなので3️⃣枠③番と6️⃣枠⑥番になる。
ここで6️⃣枠に注目して欲しい。
羽田盃の正式名称は“農林水産大臣賞典”羽田盃だ。
2024年に施行された農林水産大臣賞典を調べて頂ければ共通する枠(6️⃣枠)が出てくるはずである。
これに大井競馬場開催の盃タイトルレースの《ゾロ目》+《①番人気》を組合せれば“イケる”のではないだろうか。
《農林水産大臣賞典》→6️⃣枠
《ゾロ目決着》+《①番人気》
さあ様子を見てみようではないか。□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□