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ど田舎に こんな立派なひな壇が!!

二十四節気は18日に「雨水」に入りました。

ひな人形は「雨水に飾ると良縁に恵まれる」と言われていますので
ひな飾りを出したお宅も多いのではないでしょうか。

私自身のひな人形は実家に置きっぱなしなので飾っていないのですが
ひな人形は見たいと思い、

以前から、立派なひな飾りがあると聞いていた
川越の隣町・川島町の「遠山記念館」に見に行ってきました。


遠山記念館入り口。国の重要文化財の札が掛かってます。

遠山記念館は、川島町出身で
日興證券(現SMBC日興証券)の創立者・遠山元一が
幼い頃に没落した生家を再興し、

苦労した母・美以の住まいになるようにと、
昭和8年から2年7ヶ月の歳月を費やして完成させて大邸宅。

川島町は、ど田舎です(私的に)。
埼玉県の真ん中あたりにある町ですけど
電車は通っておらず。

最寄り駅からバスで約30分の
田んぼに囲まれた町。
遠山記念館は田んぼの真ん中に突如現れます。

そんなど田舎の大邸宅に
こちらのひな飾りはありました。
10畳の部屋にびっしりです。


触れられないようにガラスが貼ってあります。

すごい大きさに圧倒されます。






ちなみにこちらのお部屋は
吉田茂元首相もいらしたそうです。

なので、吉田茂もここに座って
庭を眺めただろうという位置に
私たちも座ってみました。


部屋の床の間には
伝 円山応挙の掛け軸。


ここの広間のある棟は
鬼滅の刃の「蝶屋敷」のモデルらしいですよ。
検索したら、確かにそっくりでした。


ちょうど、この位置からの景観が、そのままアニメの角度でした。

話がずれましたが
ひな祭りは五節供の一つ「上巳の節句」。

江戸時代には幕府が五節供を
公式行事としていたので
現代に比べ、かなり重要な行事だったと思います。

ひな祭りの歴史を知ると
日本の歴史・文化も垣間見えるので
節供を深掘りしていくのは面白いなあと思ってます。


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