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チャンピオンズCデータ解説・本命対抗馬、穴馬予想


∴ジャパンC後記

先日行われた、ジャパンカップでは一番人気のイクイノックス(牡4・木村厩)が2着のリバティアイランドに4馬身差をつける圧勝。初の20億円ホースとなりました。後に語られる名レースの一つになったと思います。
自分もイクイノックスが勝ったことにより見事的中!G15連勝となりました!この記録はいつまで伸びるのやら….

∴チャンピオンズC出走予定馬

マイルCS南部杯を制したレモンポップや、帝王賞連覇のメイショウハリオ等G1馬多数の他、G1初制覇を狙うセラフィックコールなど冬のダート王決定戦に相応しいメンバーとなった。

∴データ解説

(☆)4歳馬がやや不振

過去10年を見ると、3,5,6歳の3着内率は20%を誇るものの、4歳馬が10%と
苦戦傾向にある。勝率は3,5歳の11%が最多タイ。4歳は5%とこちらも苦戦傾向。今年はクラウンプライドやジオグリフ等G1馬も多数出走。このデータは馬券の内容を揺るがすものとなりそうだ。

(☆)極端な外枠は避けるべき

14~16番の外枠な馬は過去十年で4着以下に全て敗れている傾向にある。
2020ではクリソベリル(一番人気)が大敗しているなど、上位人気馬もこの
データを前に倒れている。逆に2,3,5枠の馬の勝率は高い。なるべく、
外枠ではなく内枠を選ぶべきだろう。

(☆)ルメール&デムーロには要注意

このレースで最多勝利騎手は武豊騎手(4勝)だが、次いで勝利を上げているのはM.デムーロ&C.ルメール騎手である。両者とも2勝を上げており、侮れない2人である。ルメール騎手に関しては、この秋絶好調だ。先週のジャパンカップ制覇のほかにも数々のG1を制覇している。
今回はデムーロ騎手が「セラフィックコール」に、ルメール騎手は「グロリアムンディ」に騎乗予定。両馬とも十分に勝ち負けが狙えるので、この二人には要注意だ。

(☆)前走人気と結果がキー

前走5番人気以内だった馬は三着内率26%と好走。前走6番人気以下では連対率:0%と大苦戦。実力・人気ともに嚙み合っている馬には要注意だ。
また過去優勝馬9頭のうち、前走は全馬とも5着以内なのだ。また、この9頭は「6歳以下」、「前走が5番人気以内」、「馬番が11以下」という点が共通している。この3つのデータに当てはまる馬をチョイスした方が良さそうだ。

∴Reitoの本命・対抗馬、穴馬予想

(☆)本命・対抗馬

◎ セラフィックコール
〇 クラウンプライド
▲ テーオーケインズ
〈◎ セラフィックコール〉
セラフィックコールはみやこSの覇者。
これまで5戦5勝と負け無しで、上がり3Fは全戦で1位。現役世代でも屈指の末脚を誇る。他の有力馬に比べ斤量が軽いのも利点。距離適性にも申し分ない。唯一レース間隔は気になるものの、この馬ならこなしてくれるだろう。鞍上はM.デムーロ騎手とこのレースの得意騎手。有力馬が多い今年の3歳馬世代にまた一つ、名乗り出る馬はこの馬だろう。そんなことを彷彿とさせるような走りを見せて欲しい。
〈○ クラウンプライド〉
クラウンプライドはコリアCの覇者。
G1でも掲示板5回連続入るなど、能力は見せつけているものの、あと1歩届かない結果となっている。今回はミックファイア・ウシュバテソーロが出走しないため、混戦模様。その中でも能力は随一。3回目のコンタクトとなる川田騎手とG1初戴冠へ、可能性は十分だ。
〈▲ テーオーケインズ〉
テーオーケインズは一昨年の覇者。
連覇を狙った昨年のこのレースでは直線での手応えがいつもより無く、連覇達成とはならなかった。しかし年齢の衰えはなく、8戦連続掲示板確保をするなどまだまだG1戦線で戦えるのは事実だ。「中京競馬場・冬」の二つが揃うととても成績がいい。来年からは種牡馬入りが決まった中、このレースがラストランとなる可能性が高い。得意コースのこの舞台で主戦の松山騎手と最後の花道を飾るのか。
とても楽しみだ。

(☆)穴馬予想

・グロリアムンディ
・ウィルソンテソーロ
・アーテルアストレア
〈グロリアムンディ〉
グロリアムンディはダイオライト記念の覇者。前走のコリアCでは、
クラウンプライドの前に”完敗”したものの、あれは馬場適正な面もあるので考慮しなくていいだろう。今春は「早め押し切り」「9馬身差の圧勝」と重賞舞台で能力を見せつけた。元々この馬はダートの成績がよく、馬券圏外に
なったのは昨年の宝塚記念からぶっつけで挑んだ、このレースのみ。
鞍上は今秋絶好調のC.ルメール。このレースとの相性も良い。遅咲きのダート実力馬が混戦模様なレース大穴をあける。
〈ウィルソンテソーロ〉
ウィルソンテソーロは今年の白山大賞典の覇者。前走のG1初挑戦となったJBCクラシックではキングズソードの5着に破れる。
しかし、横田助手はインタビューで「馬場が合わなかった」と回答。
連勝記録は途絶えたものの、一級戦線で戦えることは示すことができた。
距離適性はなんのその。上がり3Fはダート9戦のうち、6戦で1位と安定した成績が残せているのも好材料。1位で勝つか大敗するか。2~4着の経験がないこの馬。今回も連勝街道を駆け抜けるために、このレースを乗り越えてほしい。
〈アーテルアストレア〉
アーテルアストレアはレディスプレリュードの覇者。
前走のJBCレディスクラシックでは開催直前の砂の入れ替えもあり、3着と惜敗。今回行われる中京競馬場ダ1800mは5戦4勝、上がり3Fは1位:3回/2位1回と超がつくほどの中京巧者。また、12戦連続掲示板と安定感も誇るのが魅力。
鞍上は関東リーディング1位の横山武史。
若武者のリードでG1奪取へと向かう。

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