不器用な人ほど成功する?
霊視経営コンサルタントの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。
今回は「不器用な人ほど成功する?」というお話です。
「不器用な人ほど成功する?」
「器用な人だけが成功する、のタイトル間違いですよね?」「
「だって不器用じゃ何も人に教えられないじゃないですか?」
このように不器用な人は「成功できるわけがない」と世間では認識されています。
確かに優秀といわれるビジネスマンの殆どは、器用であることが多いものです。
・営業センスに優れたトップセールスマン。
・プレゼン資料作成が抜群に上手いマーケッター。
・商品デザインに定評があるデザイナー。
などなど
とにかく、優秀なビジネスマンは、皆、揃って器用だったりするものです。
それは会社員でも同じです。
優秀な会社員は、とにかく器用な人が多いです。
では、成功した起業家は、会社員時代も器用でデキるビジネスマンだったのでしょうか?
その答えは、決して「YES」ではありません。
むしろ、成功した起業家ほど、会社員時代はダメ社員だった人が多いものです。
では、私自身が会社員の頃、どうだったのか?と問われますと、その答えは「YES」、ダメ社員でした。
当時、会社員だった私は、とにかくダメ社員で、不器用でした。
営業マンとして光るセンスは皆無。
プレゼン資料作成に興味はあるもののパソコンスキルが無い。
トークスキルは壊滅的。
当時、どうやったら仕事が上手くいくようになるのか、あらゆることを試していましたが、効果は上がらず、もがくような状態が何年も続いたものです。
しかし、そのような試行錯誤を繰り返した時間のおかげで、やがて、トップ営業マンとして活躍できるようになり、子会社の社長に抜擢されるなど、活躍できるようになっていきました。
そして、会社員時代の頃から、周りの人たちから、仕事のやり方について、教えて欲しいという声をいただく機会が増えていきました。
当時の私は「仕事のやり方を教えて欲しい」と言われたら、喜んで、人に教えていたのですが、疑問を感じていたのも確かです。
「なぜ私なのだろうか?」
「私より優秀な人がいるはずなのに」
「どうしてなのか?」
そう疑問を感じていたので、ある時、相手に聞いてみたことがあります。
「私よりも、もっとデキる人っていると思うのですが、なぜ、私に声をかけていただいたのでしょうか?」
そうしたら、相手からの回答が、私にとっては、とても意外な内容だったのです。
「友野さんは、とても苦労されてきているじゃないですか。だからだと思うのですが、人に仕事のやり方を教えるのがとても上手で、とにかく分かりやすいのです。友野さんは人に教えるプロですよね」
とにかく分かりやすい。
この言葉が私にとって、忘れられないフレーズになっています。
不器用だからこそ、デキる人よりも回り道をしてきました。
そして、だからこそ、人よりも仕事が上手くできるようになるまでに要した時間は、相当、長かったものです。
この時間というところに意味があったのです。
不器用でダメ社員だったからこそ、そのような人の氣持ちが痛いほど、よく分かります。
長く時間がかかるのも理解できます。
私は不器用でダメ社員でしたが、あきらめずに努力を重ねて習得していくことによって、それが教える才能へとつながっていったのです。
そして、その経験があったからこそ、いま、こうして好きなこと、楽しいと感じられるお仕事で食べていけるようになりました。
不器用だからこそ、人よりも遠回りをして、人よりも時間を要してしまうことになるかもしれませんが、その遠回りした時間というのは、あなたの才能を開花させるための重要な準備期間となります。
だからこそ、不器用な人は、それを言い訳にしてあきらめてはなりません。
一見すると遠回りと感じられるその時間は、あなたがあきらめずに突き詰めていくことで、自らのスキルをアップにつながるとともに、「人に教える」という新たな才能を生み出すことができるようになります。
これこそが、あなたの本当の才能です。
不器用な人ほど、この新たな才能が生まれる可能性を秘めています。
あなたが長い時間をかけて習得したものを、今度はあなたが人に教える立場になることによって、人に感謝されるようになり、感動をもたらすことができるようになります。
そして、それこそが、あなたにとって「使命」と呼べる仕事につながるのです。
不器用な人ほど、あきらめずやり遂げることです。
神さまは必ずあなたのことをみています。
それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。
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