SIRモデルのイラスト(ドラフト)(5/7時点)
皆さま、こんにちは。
やっと、コロナ感染の現状を示すイメージイラスト(ドラフト)が一枚出来ました。(今後、病院を書き加えたい。。)
この絵を基本に、
Q1:我々は何を目的に自粛しているのか?
Q2:どのような状態になったら自粛を解除できるのか?
Q3:自粛解除後は、どのような生活を送ったらよいのか?
を考えてみます。
イラストの説明
器(コップ)が3つあります。
国民総数1億2000万人は、この器のどれかの中に入っています。
コロナが流行する以前は全員、黄色の器にいました。
器の色は信号に、ちなんで付けています。
黄色S:これから感染するおそれのある人(ほとんどの国民)
赤色I:今現在、感染している人の人数
青色R:もう感染する恐れのない人(≒退院者)
あれ?黄色で書いたのに、緑になってる?
赤もピンクに…青は水色に…なぜかしら?
以下、読替えて下さい。
すみません。
着目点
着目すべきは、赤色Iの「器の中の量」と「器への水の流量」です。
①赤色Iの器の中の「量」
②黄色S→赤色Iへの流量
③赤色I→青色Rへの流量
④赤色Iの器の量は、今後、増えていくか?減っていくか?
①赤色Iの器の中の「量」
=まさに、今現在の感染者の人数
今日の段階では、赤色Iの器を病院だと思ってください。
現在、あふれんばかりに水(=人)が入っているのです。
あふれることを「医療崩壊」と呼んでいると思ってください。
本当は、赤色Iの器にいる人数のうち発症割合を乗じた人数が病院にお世話になるはずですので、本来は赤色Iの器は病院ではありません。感染者100人に対して、1名くらいの発症者でしょうか。
これをイラストに落とし込みたいです。
②黄色S→赤色Iへの流量
水の流れに落ちていくスイマーを2人描いています。
これが本日の新規感染者の人数だと思ってください。
③赤色I→青色Rへの流量
ウォータースライダーしている女性を1人描きました。
これが、本日、病院を退院していく人数だと思ってください。
(本当は感染能力を失った人数です。)
④赤色Iの器の量は
今後、増えていくか?減っていくか?
このイラストでは・・・
本日、ウォータースライダーで1人が赤色Iの器から脱出しました。
しかしながら、スイマーが流れに乗って赤色Iの器に2人落ちてきました。
本日、器の人数は1名増えてしまったことになります。
これは、比率です。
ウォータースライダーが100名いれば、スイマーは200名います。
ですので、この場合は100人増加してしまいます。
新しい生活様式によって、少なくともスイマーの人数をウォータースライダーの人数と一致させる必要があります。
入ってくる人が一人で、出ていく人が一人であれば、赤色Iの器の人数は永続的に一定ですから。
すなわち、毎日スイマー100人、ウォータースライダー100人にしないといけません。
流入量も流出量も赤色Iの器の中の量に「比例」
スイマーの人数もウォータースライダーの人数も、赤色Iの器の中の人数である感染者数に比例しています。
今現在の感染者の数が半分になれば、「毎日スイマー100人、ウォータースライダー100人」だったところ、「毎日スイマー50人、ウォータースライダー50人」にできます。
現在の感染者数を10%にできたとすると、「毎日スイマー10人、ウォータースライダー10人」になるのです。
Qに対するA(←想像)
Q1:我々は何を目的に自粛しているのか?
A1:今現在は、大自粛により赤色Iの器の中にいる「感染者数」を減らしている。
Q2:どのような状態になったら自粛を解除できるのか?
A2:条件は2つ。
一:感染者が十分に減ることにより、病床に余裕ができること。
二:スイマーとスライダーの人数の出入りが同じになる生活様式を見つけ、確認すること。
Q3:自粛解除後は、どのような生活を送ったらよいのか?
A3:何もしないと、流出スライダー1人に対して、流入スイマー2.5人。
心がけを行った3月末の東京では、流出スライダー1人に対して、流入スイマー1.7人だった(らしい)。
新しい生活様式というもので、流出スライダー1人に対して、流入スイマー1人になれば、それでよい。
3月末の東京がすでに、新しい生活様式を取り入れていたということであれば、人との接触機会を1/1.7くらいに低減させる必要がある。
例えば、勤務体制を2班体制にして、出勤日数を半々にすれば、達成できる。
しかしながら、これを実施するということは、接客業種の収入が1/1.7に低減することを意味する。
これ、すなわち、日本経済が1/1.7になる事と同じ。
そんなことをしないでも、新しい生活様式を取り入れることにより、
流出スライダー1人に対して、流入スイマー1人になることを、願うばかりです。
それでは、また。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?