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惑星を意識して撮るルリタマアザミの「一灯花」

光源一灯で花を撮る「一灯花(いっとうか)」という撮影をしています

「一灯花」なんて聞いたことないと思いますがそれもそのはず

わたしが考えた造語です

花の表情は光源の向きによってまったく違うものになります
光の強さもまた同様

この撮影をしていて思うことは、背景を黒にしたいからといって、黒の背景を使わない方が良いということ

明るく撮らない写真だと黒背景にライトが写り込んで不自然な黒になることもあります(妙な照り返しとか微妙に映ったり)

本当にキレイな黒はやはり自然な黒、いわゆる暗闇です

写真は実は白背景ですが、ライトの向きによってはちゃんと背景が真っ暗になりますし、ほんのり明るさを足してたりライトの向きを変えてグラデーションも可能

作られた黒よりも、自然にある黒の方がなにかメッセージ性のようなもの、感じませんか?

わたしはそういったあり方を伝えていきたいので、そんな撮影をしています



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