世界はワンダーチャイルドで溢れている
こんにちは、Reiraです。
3月に入りましたね。一気に春の芽吹きのエネルギーに包まれているのを感じます。
今日は久しぶりに、かなり不思議な話になってしまうので^^; 目に見えない世界が苦手な方・不快に感じる方は、どうかスルーして頂ければと思います!
では、OKな方に向けて・・・
とある事情がありまして、何十年ぶりかで原稿用紙数枚の小論文を書いていました。(といっても、作文の域をどうしても出られない…学生ってすごいな)
提出期限ギリギリで自宅で清書をしていたところ、7歳の娘がやってきました。横目で私の小論文をチラっと見て、
「何やってるの?」
「お母さんの宿題をやってるよ。悪いけど、終わるまでひとりで遊んでてね。」
「・・・ふーん。私もこの紙(原稿用紙)に書いていい?」
「いいよ。お絵かきでもなんでもしててね。」
娘に原稿用紙を1枚渡し、同じテーブルで向かい合いながら黙々とふたりでペンを走らせていました。ふと、何の絵を書いてるのかと思い顔を上げると、娘は絵ではなく私と同じように原稿用紙の小さなマス目に合わせて、きちんと何か文章を書いているようでした。
「日記でも書いてるの?大人用の小さい原稿用紙なのに、ちゃんと書けてて偉いね。」
そう声を掛けると、
「教えない。見たら、怒るよ。」
と両腕で原稿用紙を隠してしまいました。
「分かった、もう見ないし聞かないから、好きに書いて。」
無事に清書を終え、娘も原稿用紙1枚に何かびっしりと書き終えると、そそくさと自分の部屋に持って行ってしまいました。
私は自分の課題提出のためそのまま外出し、すっかりその日の事は忘れてしまっていました。数日後、娘の部屋を掃除していると、折りたたんだ原稿用紙が棚の上に置かれているのに気がつきました。
「そう言えば、いったい何を書いていたのかなぁ。」と思い出し、何の気なしに折りたたんだ原稿用紙を開き(デリカシーのない母ですみません)、読み進めた瞬間、目が点に。
そこには人が生きるということ、そして人生とは?について、メッセージが書かれていました。
『人をあいし、やさしくかたり、人生をしんじて生きていくこと』
『自分に正じきにしたがい、ほんとうの自分を思いだし、
目をつぶり合い、人生をやさしくし、人は生き死んでいくもの』
こんな文章が、時には修正テープで書き直されながら、何度も繰り返し語られていました。習っていない漢字は当て字のようなものもありましたが、7歳の子どもが懸命に書いていた文章が、まさかこんな、時間軸を超えた壮大な生命の営みに関するものだったとは。
これを書いていた時、彼女の身の回りにあったものは本当に原稿用紙とペン、修正テープだけ。目の前には私と、私が書いている小論文数枚。
この状態ではどう考えても、書かれていた400字のメッセージはすべて、その真偽はともかく、彼女の内側から紡ぎ出されたものに違いありません。
・・・7歳の子どもの内に広がる宇宙。時折こんな風に垣間見せてくれるその風景が、彼女の成長とともにより深く、広く変化していることに驚きました。
人生とは、人を愛し、優しく語り、自分の人生を信じて自分に正直に、生きていくこと。
学校から帰ればポケモンのゲームに夢中になり、ゲームはもちろんマンガや動画がやめられなくて毎日親に叱られる、本当に普通の7歳の女の子です(笑)
ですが私は今回このメッセージを読み、不思議と自分の娘が特別だとは全く思いませんでした。今の時代、外に向けて表現する・しないの違いはあっても、こんな風に宇宙と、宇宙や生命の真実と繋がって生きている子どもたちは、たくさんいると感じるからです。
子どもたちの姿は、私たち大人が本来どのような存在であるのかを、思い出させてくれます。私たちはみな、等しく人を愛し、やさしく語り、人生を信じ、自分に正直に生き、死んでいく存在なのだということ。
今日も生きている自分を、ありがたく思うこと。
やさしく語りかけ、愛する存在がいることの喜び。
自分を信じ、人生を信じ、自分に正直に生きようとする希望がこの胸にあること。
私たちは、生まれてから死を迎えるその日まで、この決して消えることのない希望という灯を、心の中で大切に灯し続けて生きていくのでしょう。
生命(いのち)は、あなたを裏切らない。決して。
大人も子供もみんな、宇宙のワンダーチャイルド。そんな大切な事を思い出させてもらった日でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日もどうぞ素晴らしい1日を!
心を込めて。
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