禮楽式 呼吸法.1:片鼻呼吸

2020年6月14日

おはようございます。6月14日日曜日、今日もRadio Sufi始めます。



実は、テイク10くらいやったんです。日曜日あるあるなんですけども。世の中の大半がお休みということで、色んなエネルギーを引っ張ってこれなくて。出る言葉がないわ~と。他愛もなさすぎて、なんか途中で「じゃあ瞑想しましょうか。」とか言って1分間くらい黙ってみたりとかして。

これ、収録の意味があるだろうか、ぐらいな感じになってしまいまして、一旦やめたんです。「今日配信するのやーめた」って思ったんですけど。「あっ、そっか。これは瞑想やるか」と。やりたいんです。

なんか合宿とか。やりたくないですか?


何処か場所をお借りして。一軒家とかお借りできれば、3日間ぐらいそこで瞑想合宿を、やれたらいいなぁなんていう妄想がフワッと、さっき湧いてみたりとかして。ヴィパッサナー瞑想、誰でも参加できるようなやつがいいな、なんて思ったりもしました。

ということで、やってみようと思ったんです。

まあ瞑想だけだとすごく静かすぎるので。

呼吸法、一緒にやりましょうか。


片鼻呼吸からいきますか。

まず、呼吸法と自律神経についてもお話をしていきましょう。今日はもうセミナーモードでいってみたいと思います。

では、そうですね。

「呼吸皆さんしていますか?」


っていつも質問します。「してます」って、みんな答えてくれるんですが。生きる最低限の呼吸はしていると思います。でも、それが深いか浅いか、早いか遅いか、あまり見ていない。自分の呼吸の状態を見ていないっていうのが、多くの人の呼吸の仕方かなと思います。だけど呼吸はやらないと生きていけない。

最低限の呼吸だけしていると、本当に自分が持てる氣の量が、

すごく赤字になっちゃいます。


少なくなっちゃいます。自分の中に氣が少ないと、まあイライラしやすいし心配しやすいし、大らかな自分っていうのを保てない。本当は大らかなんですよ。どんな人もきっとそうだと思います。だけど氣がないことによって、すごくなんかヒョロヒョロした自分になってしまいがちなんです。

それで、頭の中に浮かぶ思考というのも変わってきてしまいます。
氣が自分の中に足りてない人というのは、だいたいネガティブな思考になります。ひとつの事にすごく集中。。。集中じゃなくて、なんか執着ですね。執着して考えすぎてしまったりだとか。それは人とか物とかに対してでもそうなんですけど。

たくさん氣がある人、

氣が自分の中に取り込めてるよっていう人は、

ひとつの物事に対して全然動じない。


犬で言うと、チワワかゴールデンリトリバーかぐらいな違いがあります。氣がない人っていうのはチワワだから、もう小さい事にワンワンワンワンワンって吠えて、「もう、うるさい」ってなるでしょ。あれは「怖い怖い怖い」って言っているわけです。でも、ゴールデンリトリバーは身体が大きいから、ちょっとした事があっても、「あぁそうなの、ふ~ん。よかったね」くらいな感じの大らかさ。

というのが一人の人間で、氣によって変わってきてしまうっていう事があります。
そんなとき、じゃあ氣をどうやって自分の中に取り込めばいいのっていう事で、一番基本となるのが呼吸になります。

呼吸法に関しては、町の無料講座とか、60歳以上の大学があるんですよね。上富良野にもいしづえ大学ってあるんですけれども、そこに呼ばれて無料講座とかやらせてもらっています。富良野の方でもやっていました。

ちょっと、私が忙しくなってしまったもので。講座の方は、ちょっとお休みさせてもらってますけれども。すごく、大事な事になります。

そしてそこには、老若男女が来てくれてるわけです。子供であろうが、 おばあちゃん、おじいちゃんであろうが。

呼吸は皆していて、万人共通です。

しっかりと、誰でもができるエクササイズになります。


呼吸をしっかりやると、代謝量が走るよりも多いんです。だからすごく疲れます。
呼吸というのは肺が動いてするわけですが。肺が、心臓みたいに筋肉で動いているわけではなくて。肺にいっぱいくっついている、色んな呼吸筋と総称しちゃいますけれども。色んな筋肉の動きによって、肺を広げたり縮めたりということをやっています。

普段意識して呼吸をしていない人は、

その筋肉が全然動いていないという感じなんです。


衰えていくものなんです。歳をとれば特に吐く筋肉、要するに肺と縮めるという筋肉がどんどん衰えていきます。吐けなければ、吸えないのが呼吸になります。なので、どんどん衰えていくという事は、

歳をとればどんどん呼吸が浅くなるのが、普通になってしまいます。


呼吸が浅くなると、氣がどんどん取り込めなくなるよっていう、こういう悪循環みたいのが始まっちゃうんですね。でも筋肉ですから、どんな歳からでも始められます。膝が痛いとか言ってても、座ってても寝ててもできますので。レッスンをしてみると役に立つと思います。


胸式呼吸・腹式呼吸って聞いたことがあると思いますが。ほとんどの人が、現代人の多くがですね、胸の上の方。(スーッ)って吸って、胸が膨らむ感じです。そうい呼吸、胸式呼吸といいます。肺の上の方だけしか使ってないですね。

肺は結構、肋骨の中にしっかりと納まる大きな臓器になりますので。肋骨の辺りとか、胸の真ん中の辺りとか。みぞおちの辺りだとか、そういった所まで膨らむ。もしくは、もっともっと膨らんで、下っ腹を膨らませていくようなイメージでやる、腹式呼吸。この2つが、よくあると言われています。

胸式呼吸だけが悪いわけじゃないんですけれども。

胸式だけしか使っていないと、交感神経が優勢になってしまいます。

いつもせかせかしてしまいます。


朝や、活動的になりたい時にあえてやるというのは、お勧めなんですけれども。普段から腹式呼吸を心掛けているほうが、いいと思います。副交感神経については、夕方以降に優勢になっていく、リラックスする時のような神経です。いいホルモンももちろん出てきます。

現代人は特に、胸式呼吸が多くて、せかせか・イライラしがちなので。不安や恐怖とか、そういった所も胸式呼吸だけの人がほとんどです。なのでそこを、下の方まで使って、お腹の下の方まで膨らませるよっていう、腹式呼吸に変えようという意識だけでも、大分改善されていくと思います。

逆に、うつ病とか、ニートとか、引きこもりっていう方たちは、

副交感神経が優勢になりすぎてますので、

そういう方たちは、逆に胸式呼吸をすごくたくさんやると交感神経が優勢になってきて、

やる氣が出てくると思います。


内側からやる氣が出てきます。これやっぱり、やる氣を出しなよって外側から言われても、やる氣なんて出ません。自分の体調の問題ですから。そういった所から、悩んでる状態を改善していくっていうのもお勧めと思います。





呼吸と肺についてちょっと説明したんですが、一番最初、講座でもよくやるんですけども。自分の肺を意識してみてください。目を瞑って、自分の肺。どれくらいの臓器なのかな。肺さんとちょっと対話してみませんか。

肺は肋骨の下、肋骨の中にしっかりと納まっています。

もし肺がどの位か大きさ分からない方は、ぜひインターネットで調べてみてください。肺の大きさ、大きいですよ。その肺を3分割したとします。上から、3つに分けて普通に呼吸をしてみます。じゃあ、してみましょうか。

(スーッ)
肺のどの辺りまで空気入っていますか?上の方だけだったら、1/3。胸の下くらいまでは、使ってるかな2/3。肋骨の下の所くらいまで、しっかりと呼吸が入ってるよ。息が入ってるよと思えば 3/3 しっかり使えています。

 1/3だった人は 2/3になるように。 2/3だった人は  3/3 になるように。3/3だよっていう人は、それをもう少し広げていきましょう。筋肉量を広げて、肺活量を強くしていく。そういうレッスンをしていくといいと思います。



では、今日は片鼻呼吸をやってみようかなと思います。


右手左手どちらでもいいです。親指でどちら側かの鼻を、右手だったら右の鼻を押さえてください。閉じちゃうんです。そして、空いてる方の鼻で息を吸います。(スーッ)中指で、反対側を閉じちゃいます。今両方閉じてる感じです。そしてすぐ、親指を放して吐いていきます。(ハーッ)そのまま吸って、(スーッ)閉じて反対で吐く。(ハーッ)こんな説明で分かりますか?

ラジオは、見ることができないので難しいね。動画でやらなくてはいけない時がついに来るわけですね。わかりました。誰も言ってない?そう?笑


もう一回いきますよ。親指でどちらか、右手でいきましょうか。右手の親指で、右の鼻の穴を塞ぎます。左穴で吸います。(スーッ)右の中指で鼻閉じます。右の鼻で出します。行ったり来たりする感じです。一旦片方で吸って、鼻で止めて出す。反対側で出す。出した側から吸って、右で出す。これの繰り返しをまずやっていきます。

だいたい5分間位、やっていきたいと思います。



右の鼻閉じたら、左で吸います。左も閉じて、右で出します。そのまま吸って、両方閉じて左で出します。右左が難しい人は、行ったり来たりしてください。右吸ったら、左で吐いて。そのまま吸って、右で出すっていう感じで。行ったり来たりする感じです。

鼻呼吸をしていない人。

口呼吸しちゃう人というのは、結構やばいですよ。笑


脳に酸素が行かないんです、口呼吸だと。

だから、ぼーっとするじゃないですか、鼻詰まると。脳に酸素がいかないってイメージすると、かなり危険じゃないですか。鼻呼吸しっかりやってください。脳に酸素がしっかりと回っていきます。頭も、もちろんクリアになるでしょうし、循環もできると思います。


念の話をすると、

頭痛、片頭痛持ちの人っていうのは、

念を受けてる事が結構多いです。


禮楽氣療講座とか呼吸法の講座を受けてくれた方にも、頭痛持ちっていう人が結構来られるんですけれども。頭痛にガッツリなる前にこの呼吸法をやると、頭痛解消されるっていう話は結構聞きます。

念は、自分の頭の中の問題じゃない時があるんです。

ここまでの話は、いつも無料講座ではしないんですよ。町の講座ではしないんですけども、ラジオだからね。

人の念を受け取った時に、頭痛となる事があります。

というお話をここではしておきます。

それを解消させる為に、呼吸法というのもすごく重要です。

「嫌だ嫌だ」って、「こんにゃろう」とか思うと、変なものを余計引っ張ってきてしまうので。「あっこれ呼吸法するタイミング貰ったわ、ラッキー」って思って、呼吸法の時間に繋げちゃう。

今日は片鼻呼吸をやってみたいと思います。こんなラジオでの呼吸講座。これ上手くいくんでしょうか?もし、やってみたよっていう方がいたら、メッセージください。うまくいけば、続けてみようと思います。

じゃあ少し、一緒にみんなとやっていきたいと思います。では、目を瞑って身体を楽にしてください。

右手でいきましょうか。どっちの手でもいいんですけれども。右手で右の鼻を押さえます。左の鼻の穴の方から呼吸を沢山吸ってください。(スーッ)一旦両方閉じて、反対側で吐いていきます。(ハーッ)

この時、全て吐ききってください。

肺の中の空氣、すべて吐ききっていきます。


吐ききったら、その鼻でもう一度吸います。(スーッ)目一杯吸って、閉じたら、反対側で吐いていきます。(ハーッ)

出来るだけ長くゆっくり、全部吐ききっていきます。

反対側で吐いて。
また吸っていきます。
ではそのまま続けていきましょう。

そのまま、5分ほど続けてみてください。

はい、吐き切った所で終了してください。


ちょっと、ラジオだと短くなっておりますけれども。だいたい5分位やれるといいかなと思います。それで、この先まだまだいろんな内容の呼吸法があるんですけども。

片鼻呼吸だけでも、ちょっと氣分がスーッと落ち着いたりすると思います。

深い呼吸で、ゆっくり長く吐くっていうのをやります。たくさん吸って、たくさん吐いて。吐く時はゆっくり長く、全部吐くっていうのを意識します。吸う時は、肺、目一杯吸ってください。

それで筋肉を、呼吸筋をしっかり動かして、肺を広げるという事をしていきます。

5分間呼吸法をやった後にもう一度やって欲しいのですが、

自分の肺をもう一度確認してみます。


普通に呼吸をして、先ほど一番最初の始める前にやった肺の動きですね。どの位、息吸えてるかな。1/3かな、2/3かな、3/3かなっていうところ。少しは広がっているでしょうか。

ちょっとやるだけでも、筋肉ですから育ってくれます。


呼吸はどんどん深く、ゆっくりとなっていきます。自分の状態を良くする為に、呼吸というのはとっても大事な事です。氣を勉強するなら、基本中の基本になります。ここが出来なければ、先に進んでもあんまり意味がないというくらい、大事な事になりますので。もしよければ、お勉強してみてください。



それでは今日も良い一日を。


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