国内仮想通貨取引所から学ぶ差別化戦略【OKCoinJapan編】
いやー、面白そうなコンテンツですよね?
私もそう思います。
やっぱり「誰も行っていない唯一無二の企画」を考え形にし世に伝える。
これこそは私の生きがいでありロマンなのだと思います。
Why did you choose it?
「あなたはなぜそれを選んだ?」
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そう。仮想通貨取引所についてです。
なぜあなたは現在利用している仮想通貨取引所の口座開設を行いましたか?
インターネット検索で1番上に出てきたから?
乃木坂46の齋藤飛鳥がCMをしていたから?
はたまた国内No.1のダウンロード数のバナーを見たから?
上記のようにあなたが運営しているブログ同様「国内仮想通貨取引所」も日々社内にいる経営企画やマーケターが頭を抱えております。
【どうやれば爆発的にユーザーが増えるんだろう・・・】
と。
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ちなみに2022年時点では国内に31社の仮想通貨取引所があります。
※ちなみに全31社はひまりさんが以下で取りまとめております。これはスゴイ
その中でも今回は「OKCoinJapan」という国内仮想通貨取引所を例に彼らの「差別化戦略」の一例を私が分析しました。その内容をご紹介いたします。
OKCoinJapanをあなたは知っているか
今回あなたにはOKCoinJapanに詳しくなってもらいたいなど微塵も思っておりません。
あくまでも前提知識のみ把握いただきたく。OKCoinJapanの特徴は以下3点。
■OKCoinJapanの特徴3点
・中国の大手仮想通貨取引所を運営するOKGroup傘下
・これまでのコアコンピタンスは自社発行のQKBを運営している点のみ
・大手資本でやっていたものの2019年までは日本国内でほぼ無名だった
弱者であるOKCoinJapanが行った差別化戦略
結論から言います。
それは「当時Coincheckでしか取り扱いのなかったIOSTの上場発表」したこと。
※なお2022年10月現在、IOSTはBITPointやHuobiJapanなどの国内取引所でも取引可能です。
ではなぜIOSTを上場させるだけでOKCoinJapanが一定以上の知名度を国内で獲得することができたのか。3点説明します
1、Coincheckが行わないDONのエアドロを実施した
DONとは韓国の仮想通貨取引所初の草コイン。
エアドロップ限定で保有できると話題になっておりました。
しかしながら当時のCoincheckはこの配布有無をギリギリまで発表せず。
要するに
・OKCoinJapan上でIOSTを保有するだけで特定通貨(DON)がGETできる
という状態を国内で唯一作りあげたのです。
リプライ欄をみてもらえばわかるように多くのIOSTファンの歓喜の声が見えると思います。
2、朝倉未来など有名人が保有しているニュースから5か月後のスピード上場
この投稿が2021年の4月14日
Twitterユーザーからの上場依頼が2021年7月5日
OKCoinJapanでの上場発表が2021年の9月3日
このスピーディー感ですよ。
本来新規のアルトコインを上場させるとなると、10か月から12か月程度はザラにかかります。法務的側面、Project的に信用足り得る通貨なのか、市場での成長性はあるかなど多様な観点からJudgeされます。
そんな中OKCoinJapanは「早すぎる」と断言できるスピード感で上場対応を進めて既存のIOSTファンの心を射止めた、というのが背景としてあります。
3、IOST保有量上位の方に追加でIOSTをプレゼント
いやーー、このキャンペーンはずるいですね。笑
1点目で伝えた通りOKCoinJapanでIOSTを保有するだけでDONが受け取ることができました。
それに加えてIOSTの保有量で追加のIOSTをプレゼント🎁という大盤振る舞い。
多くのCoincheckユーザーがOKCoinJapanにリプレイス(取引所を変更する)した1種の事件ともいえる出来事でした。
現にOKCoinJapanのTwitterフォロワー数を見ても2021年の9月部分がボコっと上がっていることがよくわかると思います。
いかに「たった1つのアルトコインの上場」が会社にとって大きなものなのかを示しております。
埋もれたら終わり。さようなら
今回紹介したOKCoinJapanの事例。
これは仮想通貨×ブログ界隈にももちろん当てはまります。
大手であるCoincheckですら対応していなかったDONの配布、ユーザーの期待に応えたスピーディーな対応。キャンペーンで自社にIOSTを移管してもらうような施策。
どれをとっても秀逸でCoincheckユーザーをリプレイスさせる上でもこれ以上のキャンペーンはないのではないか、と断言できるくらい国内トップクラスに練り上げたれたマーケ施策だったように思料いたします。
2022年10月時点で国内には31社も仮想通貨取引所があります。
今後も競争は激化していくでしょう。
これは仮想通貨ブログも同じ。
どんどん新規参入者が増え、個性がないブログは消えます。
仮想通貨ブログ運営で「差別化戦略」学びたいのであればこちら➜https://brain-market.com/u/reira_dream1/a/bxkTN2MTMgoTZsNWa0JXY
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では本日はここまで。
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