
3足1000円の靴下を即決できない自分
3足1000円の靴下を買うのに悩むのは自分くらいだろうか?
モノを買うときに「自分にとって本当に必要?」と真剣に考えてしまう。
一緒に買い物に行った妻が、ため息をつきながら「もうどれでもいいじゃん!」とか、息子に「パパ、また迷ってるの?」と、いつも呆れられている。
3足1000円の靴下を即決できないのには、一体どんな本質が隠れているのだろう?
まず、自分は身に付けるモノには一切妥協したくない。値段は関係なく、自分が心から納得したものでないと許せないのである。
「安いからいっか」とか「迷う時間がもったいから買っておこう」とはならないのだ。
自分はモノを買うとき、いかに長く使えるかという視点で考える。
「この先ずっと使えるか」が基準になるのだ。
一足300円程の靴下からしたら、荷が重いと思われていそう。
自分が身に付けるもの以外はそこまで執着することもなく、ノリで決断できるのに。
洋服には自分を表現する側面があるから、妥協したくないのだろう。
3足1000円の靴下から、何か自分の価値観のようなものが見えた気がした。ただ、もう少し肩の力を抜いて、ノリで選ぶのも悪くないかもしれない。