2025/01/01 今更だが元日の日記の湯
今年はちゃんと書くぞ畜生、どんな小さなことでも書こう、人は忘れるものだからな。記録しておこう
朝起きたらさ
聖飢魔IIの40周年ミサの告知、地元宮城出身の去年ブレイクのプロレスラー、斎藤ブラザーズの兄ジュン選手の最高王座戴冠のニュース。DOOMな幕開けだ。
明日にはAveMusicaのアニメも始まり、後述のNOAH正月大会など、今年はDOOMな奴らがDOOMする年の予感だ。幸先が良い。俺もDOOMしよう。
ハムストリング断裂
去年10月頃からヨガをやっている、太陽礼拝とウォリアー1、2、3、あとトカゲと山、カラスのポーズといった自分のルーチンを作ってやっているのだが、これがとても楽しく続いている。びっくりだ。全然DOOMじゃない趣味だな。で、楽しすぎて右のハムスト断裂。毎回ももの後ろが痛いなーとなりつつも、1日置いて今日はもう大丈夫だろう、でもやっぱりやると痛くなるなーを続けていて、特にウォリアー3で踏ん張るとオォ痛えとなって、しかしまだここちよいと違和感の半々位の痛みだったのであったが内出血している!ギャー 最近ずーとヨガレギンスを履いていたから、わからなかったのだ。さてどうするか、1ヶ月位は安静にとのこと。今の自分の精神安定が結構ヨガに依存していたので、困る。どうすっかなってかんじ。アイアンガーの本を買ってあるので、足を使わないものを中心にやるか。
カラオケ
正月からおずおずと行き、聖飢魔IIとAve Musicaを中心に。アベムジ、キー調整して歌ってたけど原キーで行ける曲が結構ある。聖飢魔IIの「MASQUERADE」、アベムジの「Mas?uerade Rhapsody Re?uest」を続けるのが好き。この日は三角形の音が響かない部屋に通されてイマイチ声通らなかった。
聖飢魔IIのMASQUERADEという曲は歌詞が興味深くて、一番最後に加入したギターのルーク篁参謀の作詞作曲なのだが、彼が聖飢魔IIで活動するうえでの苦心や想いが込められた楽曲だと思う。
対するAve Mujicaは全曲Diggy-MO'の作詞である。このMas?uerade Rhapsody Re?uestは割と素直なのだが、後発の曲になるほど詞のキレが増していく。「Eather」という曲には”自分らしさに拘らないで”というフレーズが登場する。自分らしさについて大切にしろと歌った曲は幾万とあり、悪魔でさえそう歌ったわけだが、やんわりとでも否定した歌詞は聴いたことがない。ということで今この悪魔を演じるバンドと人形を演じるバンドの対比に注目しているのだった。
OZAWA
WWEは中邑真輔のファンなので、途中からPPVを買ってNOAHの年始興行を観た。
中邑がめちゃくちゃ動けることが嬉しかった。WWEでは大きな空間でみせるためか、また相手や安全を重視してかずっとスローな所作が目立っていたがこの試合では元MMA経験者同士、打撃のとグラップリングを織り交ぜた試合展開、特に憂流迦がスピードがあり、それに対応する中邑のキレが引き立つ形で全く衰えを感じさせない動きを見せてくれた。これができるのに、やらせてもらえないフィールドでずっともがいていたんだなと思うとともに、44歳の中邑真輔の肉体にこれだけのポテンシャルが隠されていたのかとハッとさせられた。
しかしそれだけではなかった!この日最もインパクトを残したのはNOAH興行のダブルメイン最終試合、凱旋後まだ試合ができていないOZAWA選手のデビューだ。怪我の間に仕掛けていた盤外戦術は目にし、また対戦相手との顔合わせで仕掛けたフェニックス・スプラッシュなどの身体能力を関心はしていたがそこまで気にかけてはいなかった。そもそもこの日までNOAHは遠巻きに趨勢を眺めているだけであったし、金払ったし最後まで観るか、位の感覚で観ていたのが…
彼は今の日本のプロレスラーで比肩するものがいないくらい、輝きを放っていたのだ。
過去の様々なプロレスやカルチャーを取り込んで練り込まれたキャラクター、そして身体能力とカリスマ性を兼ね備えた彼はあまりにも刺激的で、「本物」のスターだった。対戦相手の清宮海斗は団体を代表するベビーフェイスだが、この日多くのブーイングを受けた。彼は言ってしまえば、苦しい台所の団体の中、消去法的に暫定の「団体の顔」祭り上げられられた存在であった。観客は「本物」を待っていた。多くのファンが、その事にその場で気付かされたのだと思う。
この日「プロレスラー」が現れた。NOAHだけでなく、全団体の全てのレスラーを過去のものにするような、本物のメガスターが現れたのだ。彼から目を離してはいけない。日本のプロレスにとって、全てが変わる年になるだろう。