PS Vita(初期型)の謎のコネクタ
PS Vitaがフェードアウトした状態ですが、初期型PS Vitaの謎のコネクタが話題になる事が結構前にありました。
このコネクタは「アクセサリー端子」と呼ばれる箇所でした。ですが、公にこのコネクタを使う周辺機器はリリースされていません。そしてSlimモデル(後期モデル)ではその箇所は削除されています。
リプライでは、そのコネクタの使い道を答える人達がいました。
これは否定できる奴だったんで否定をする理由を含めて記しておきましょう。
ワンセグを視聴するアンテナを接続する
これはPSPの話です。
ワンセグの視聴機能はVitaには実装されていません。torneで録画をした物でVitaに転送またはWi-Fi経由で視聴ならば可能です。
GPSユニットを接続する
これもPSPの話です。
初期型Vitaには3G通信機能があるモデルで位置情報の取得は単体で可能です。Wi-FiモデルはWi-Fi通信を使用する事で位置情報の取得ができます。
マイクユニットを接続する
これもPSPの話です。
Vita本体にはマイクが内蔵されています。外部でマイクユニットを接続する必要はありません。
…そもそもの話、それらの周辺機器はUSB Mini-B接続なので例のコネクタの形状とは一切マッチしません。補足ですが、初期型Vitaは独自規格であるマルチユース端子でPCに接続をします。Slimモデルではmicro USBに変更されています。
ではこのコネクタに接続できる物は?
接続できる物はLumix(Panasonicのデジカメですね)で使われていたケーブルです。EHCIが正式名称となるようです。
ですが、接続をするとフリーズやWi-Fi接続が切れるなど動作が不安定になる症状が出たという話でした。風の噂ではこの箇所に専用のケーブルを接続する事で映像出力ができる物だったようです。
その後、なんとUSB-OTGとして動かす事ができたようです。
ECCHI PROJECT - the road Accessory Port to and OTG
ハック環境前提ですが、アクセサリー端子からUSBメモリのマウントに成功しています。どうやらシステムソフトウェアv1.69以降でアクセサリー端子のAPIが無効化しているらしいのですが、機能を呼び出すは事は可能なようです。