Magiskモジュールでブートループを起こした場合の対処
滅多に起きる事がなくなった事やTWRPがない事が多くなったので備忘録として残しておきます。一般的な方法では「コマンドを使ってモジュールを完全にアンインストールでなかった事にする手段」や「セーフモードでモジュールを一括で無効化するパターン」に分れます。コマンドの場合はこちら
adb wait-for-device shell magisk --remove-modules
これでブートアニメが開始しadbを受け付ける状態になったらモジュールをすべて消し去るコマンドになります。確かにこれでも解決はしますが、モジュールを入れ直すのが面倒になってしまいます。「セーフモードの方法になるとどうなるのか?」という点ですが、ハードキーでセーフモードで起動ができるパターンもありますがキーがその操作に対応していない機種(Nothingがそれでした)を使っていた場合、詰みになります。
じゃあどうしろってんだ。
とりあえず落ち着きましょう。
始めにMagiskのパッチをしていない状態のboot.imgを用意し、fastboot上でboot.imgを焼きます。
fastboot flash boot XXXX.img
当たり前に見ているこのコマンドを実行し、普通のbootを焼いた後に再起動をします。
非rootの状態で普通に起動後に
無事に起動ができている状態かつ、非rootの状態に戻ったはずです。次に電源メニューを開き、再起動を長押しします。セーフモードで起動をするダイアログが表示されるので「OK」をタップしてください。
再起動の前に
再起動が入りOSをブートする画面になった時にfastbootを起動するボタンを長押しします。fastbootの画面になったらパッチ済みのboot.imgを焼きます。そして再起動をしてください。
無事にセーフモードで起動からの
Magiskが適用された状態でセーフモードで起動されているはずです。
左下にセーフモードの透かし文字が入っていれば成功です。ここでMagiskを開くとすべてのモジュールが無効化されています。ループの原因となっているモジュールをアンインストール後に再度再起動をすれば通常に戻ります。
この方法はv21.0以降のMagiskが前提となります。過去のバージョンではセーフモードでモジュールの無効化をする事ができないので注意してください。
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