KLLISRE B450M-Fの環境でWindows11 24H2に無事更新した件
中華製謎メーカーのKLLISREのソケットAM4なマザーボード「B450M-F」で安定した状態で24H2に更新できたので報告と参考でも記しておきます。
サウンドドライバーを最新のRealtek HD Audioにしておく
KLLISREは通常通りにRealtek HD Audioのドライバーを普通にインストールできない謎現象が起きたりします。しかし、適用可能な物も紛れており訳が分からない状態だったりします。ここにKLLISREで使用可能な最新版ドライバーを出しておきます。
SoundBlasterを接続している場合にドライバーがRealtekに書き換えられてしまう問題がある
SoundBlasterなサウンドカードを接続しているのですが、ドライバーのインストール後にRealtek HD Audioに変更されている状態になっている場合があります。この場合は、デバイスマネージャーからRealtek HD AudioになってしまったSoundBlasterのデバイスのドライバーを更新してください。コンピューター上から利用可能なドライバーの一覧にSoundBlasterのドライバーが含まれています。
Realtek HD Audioのドライバーをインストール後にデバイスマネージャーを確認すると注意マークが出ている
Windowsセキュリティのコア分離内にある「メモリ整合性」が有効化されていることでドライバーの動作が阻害されている可能性が高いです。有効化されているとドライバーのインストールや動作がブロックされ、マークが出てしまいます。無効化させた状態でRealtek HD Audioのドライバーをインストールしてください。先ほどの物は最新な物(2021/09/16のドライバー)になるので警告は出ないはずですが、メモリ整合性を無効化は推奨しておきます。
Windows11 24H2更新時の再起動でフリーズを起こす(起動時のリングでフリーズ)
ドライバーが足を引きずっている可能性が高いです。
自分はHD Audioになっている物をRealtek HD Audio、SoundBlasterにしっかりと適用させた状態かつ、先ほどのメモリ整合性を無効化させた状態で行ってみたところあっさりと更新ができていました。動作も安定しており、23H2と変わりがない動作でした。
過去にメモリ整合性を無効化せずに色々と試行錯誤(SSDのFW更新やBIOSの更新など)をしていたときに1回だけインストールに成功した経験がありますが、インストール時で1回コケる現象を起こした後にインストールの修復が入って更新成功からのOSの動作が超不安定化するという最悪な状態となり、結果的に「OSが起動しない状態」となったためOSを再インストールという結果になってしまいました。結局原因がわからぬまま途方に暮れていたが故の発見でした。
【補足1】Windows11 23H2がインストールにコケる場合
SoundBlasterのサウンドカードが阻害してる可能性が大なので一回抜いた状態でインストールするとあっさりと起動します。
【補足2】BIOSの更新ファイル
公式サイトに商品の紹介どころかBIOSの更新ファイルすらないのでこちらで公開してます。一定のメーカーのSSDが認識しないなどのトラブル回避にもなるので更新しておきましょう。ファイルは公式のセラーから入手している&更新が無事に行われたことを確認済みです。
まとめ
中華製謎メーカーなマザーボードは安価ではありますが、ドライバーの適用やトラブルシューティングなどの細かいサポートは展開されていないため自力で原因を色々と探る必要があります。
これで無事にRyzenデビューとなりましたが、色々と難航することが実に多かったです…セラーは「Windows11に対応してないからWindows10をインストールしてください!!」と言う始末(ハードとしてはしっかりとルールに準拠してるからオールグリーン)。比較的にXeonな奴は情報が多いんだけど生憎世代が古いのでWindows11のサポートはしていません…
【おまけ】KLLISREのクソダサブートロゴを他のロゴに置き換える
KLLISREのロゴは変にサイズがデカく、解像度も低いことも相成ってダサさが半端じゃありません。HackBGRTを使用することでブートロゴを変更することができます。ロゴ画像を自作すればオリジナルなメーカーPCに化かせることもできます。面倒な人はここの奴を使うと良い感じかもしれません。