VirtualBoxでのUSB接続を戻すまでがクソ長かった件。
仮想環境でOSを使う身でもあるので死活問題です。
備忘録として記しておきます。
VirtualBox Extension Packを最新版にする
VirtualBox Extension PackはVirtualBoxのバージョンに適合した物を入れないとエラーを吐きます。必ずVirtualBox本体を更新後はExtension Packも更新してください。
Guest Additionsの更新
VirtualBox更新後に仮想環境のOSにあるGuest Additionsを更新します。
Windowsなら簡単なんですが、Xubuntuになると結構面倒になります…始めにdkmsを予め更新。
sudo apt purge 'virtualbox-guest-*'
sudo apt update
sudo apt install -y dkms
sudo apt upgrade -y
purgeのコマンドは「virtualbox-guest-dkms」を消す場合です。入ってるかもしれないので念の為。カーネルが更新されたら再起動をかけておきましょう。次にGuest Additionsのイメージへ。
デバイス>Upgrade Guest Additionsを実行
デバイス>Guest Additions CDイメージを挿入を選択
仮想OSにマウントされるのでコマンドを実行
$ sudo /media/ユーザー名/VBox_GAs_XXX/VBoxLinuxAdditions.run
ユーザー名は当然ながらユーザー名に置き換えてください。VBox_GAs_XXXはバージョンの番号に置き換えてください。Ubuntuだと自動起動のダイアログが表示されて「実行を選ぶだけ」なんですが、Xubuntuではそれが表示されないのでコマンドになります。
Guest Additionsのバージョン確認
以下のコマンドで確認できます。
$ VBoxControl --version
これで最新版の表示がされればインストールがされている事がわかります。
$ sudo rcvboxadd status
を実行するとGuest Additionsの動作を確認する事ができます。”The VirtualBox Additions are currently running.”になっていれば動作中です。
それやっても認識しないんだけど!!
はい、それに実際なりました。
やった事は
レジストリの修正
容量の確保
折れない心
レジストリの修正
レジストリの修正はミスをすると本体のUSBが完全に動作しなくなる危険性があります。レジストリのエクスポートを行なってから作業をしてください。レジストリエディターを起動し、以下のディレクトリを開きます。
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{36fc9e60-c465-11cf-8056-444553540000}
この箇所は本体側のUSBのGUIDを格納している箇所です。ここのレジストリの操作をミスると本当に危険なので作業前にエクスポートをしてください。
ここの内部にある「UpperFilters」と「LowerFilters」のキーを削除をし、OSを再起動してください。(片方しかない場合もあります)
容量の確保
関係ないのでは…と思いますが、容量不足で発生する場合があると見かけたので容量の確保の為にファイルの削除やゴミを削除し、容量を空けました。
折れない心
どっかの鬼を斬ってる人の気持ちになりながらやります。(禰豆子喋ったね、マジで良かったね)
VirtualBoxでUSB接続が復活
はい、メモリが認識しました…4時間くらいの戦いでした。
途中でレジストリの操作をミスり、USBが仮死状態になったときはマジで焦りました。
…これでVirtualBoxを更新したりとかで苦しむ事はないと思う、うん。仮想環境でimg2simgしたりとか地味な事やるんで死なれると困るんですよ。