super.imgの軽量化
Fastboot ROMを作って公開している自分ですが、ある日にsuperのリビルドもやった方がいいよと言われました。
super.imgとは
Androidにはsystem、vendor、product、system_ext、odmをまとめたsuperというイメージが入るように現在はなっています。この機構にした事でアップデートの提供がしやすくなってたりします。
今までやってた事
某操作(過去の記事をチェックしてね)でコマンドを流しimgを抜くという操作と仮想のXubuntuでsimgをするという操作をしていました。simgをする事でROMを焼く作業が早くなるメリットがあるのでやってます。しかし、やっておいた方がいい事が更に一つありました。
それがリビルド
つまりsuperのイメージを編集するって事です。
実は抜いたsuperには使用していない領域が存在しており、それがゴミの如く残っていたのです。特に報告はなかったのですが、盲点だった…
色々と調べていたのですが、作業をするには結構難易度は高いオーラを放っていました。正直GUIとかでさっさと済ませたい怠惰な人間である自分はコマンドの操作はやりたくなかったのです。(自分バカだね
GUIでほぼ完結をさせる手段を発見
以下のツールでやれます。
superunpackを使ったsuperの展開
MIO-KITCHENでsuperに再パック
こちらのツールをダウンロードでsuperをアンパックするツール、superunpackが入手できます。
操作は簡単、superunpack.exeにsuper.imgをドラッグ&ドロップするだけで展開の作業が開始します。ゴミとなる未使用の領域は自動的にスキップもしてくれます。もしもsuperをsimgにしていた場合は、rawなsuper.imgに戻すかsuper.imgを抜き直してください。素のsuper.imgでないと展開ができません。
次にMIO-KITCHENを実行、プロジェクトを作成しプロジェクトのディレクトリにsuperに戻したいimgをすべて入れてください。FunctionからPackを選択し、Pack Superを選択してください。
_aのイメージのみであれば、A-Onlyと状況次第でパーティションタイプを選択してPacking partion内のパッキングをするパーティション(プロジェクトに入れたimg群)を選択してからPackでsuper.imgで再パックします。
Sparse compressionを選択しておけば自動的にsimgの処理もされます。手間が省けるので選んでおきましょう。
VirtualBoxでsimgしてたんですがやる必要もないし、おまけにWSLも不要なレベルでした。仮想とかコマンドとかヤダーって人はどうでしょうか?
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