Bootloader Unlockなしで日本国内版Nothing Phone(2a)をOpen Betaにする方法
日本国内版のNothing Phone(2a)はFeliCaの都合という言い訳でOpen Betaに一般参加させてくれません。前回の記事でFastboot ROM経由でのアップデートで参加を行ないましたが、Bootloader Unlock環境有りきなのでBootloader Unlockを行なっていないユーザーは置いてけぼりな話でした。
実に不公平なのでBootloader Unlockをやってない日本のユーザーにも人権を与える試みをしました。
Bootloader Unlockを行なっていない環境での参加方法について
NothingOfflineOtaUpdateを使えばそのままやれてしまいます。
参加をしたいユーザーは、Betaの参加対象となるバージョンを確認してください。対象となるバージョンは「U2.6-240828-1906」になります(末尾にJPNと書いてあってもそれは無視で構いません)。
それ以下であれば対象のバージョンにローカルOTAで更新してください(Packman_ArchiveにOTAのDLリンクがあります)。それ以上のバージョンになるとNothingFlashTool経由でのダウングレード(初期化必須)かBootloader Unlock(初期化必須)か正式リリース(これは初期化不要)まで待つ事になります。
アップデートのやり方
ローカルOTAのファイルをダウンロード
ダウンロード後に内部ストレージの直下に「ota」フォルダを作成
otaフォルダにローカルOTAのファイルを配置する
*#*#682#*#*をダイアルする (BetaのAPKをインストールしていた場合はアンインストールをしてください)
NothingOfflineOtaUpdateが開かれます
Directly apply package from selectを押してOKを選択
アップデートが実行されます。進捗が100%になったら再起動します
再起動後にNOS3.0になっています
BetaのROM内にBetaのOTAのダウンロード機能があるのですが、JPNを弾いているのでグレーアウトのままになります。
OTAファイルのダウンロード
OneDriveにミラーしています。
OpenBetaのOTAファイルのダウンロード
OpenBeta2のOTAファイルのダウンロード (Open Beta1になっているのが条件です)
ロールバック用ファイルのダウンロード
ロールバック用ファイルはBetaから正式リリースのバージョンに戻すときに使います。データの初期化が必要になります。
注意点
JPNの制限を無視してテストしているので、公式から無視されるかもしれません。(サポート含め
上記のグレーアウトの問題があるため、Beta2が配信されたなどがあったときにローカルOTA経由での更新が必要になります。
まとめ
普通にローカルOTAでやれました。
もしかしたら今後のプロダクトで対策をしてくる可能性があります。ですが、FeliCaという言い訳を付けて参加させないのは本当に意味がわかりません。なんのためのテストなんだよ、フォントの問題すらあるってのに。
Nothing OS 3.0 まもなく登場
— Nothing Japan (@NothingJapan) October 10, 2024
Phone (2a) をお使いの方には、Open Betaプログラムから先行アクセスが可能になりました。 https://t.co/dU6xl2axwe
あとJPNに参加制限付けてるクセにNothing Japanが「先行アクセスやれます」とアナウンスしているのも実に意味不明すぎる。公式コミュニティにFeliCaの都合で参加できませんとあるのにそんなの関係なしにアナウンスするな。Nothing JapanのSNS担当に物申しておく。