KernelSUを使ったFastboot ROMを手作りする方法。
最近の機種はGKI(ジェネリックカーネルイメージ)に対応した物が普及しています。それを使った方式のroot化がKernelSUになります。過去にDSUとGSIを使って手作りする方法を公開しましたが、GKIのパターンを記しておきます。まず始めに過去の記事を参考にしてください。
GKI非対応や対象となるカーネルがない場合は、DSUとGSIのパターンで我慢をしてください。
本体に入っているカーネルの確認
デバイスの情報に本体に入っているカーネルの情報が記されています。
「Android12~」や「ビルド日時やバージョン」など何かしらの情報があるのでそれを参考にして対象となるKernelSUのイメージを探します。なお、Android13~のパターンだとinit_bootがMagiskの対象となります。
KSUManagerのインストール
KernelSUでroot権限の操作を行なうので事前にKSUManagerをインストールしておきます。アプリ上に「タップでインストール」があると思いますが、絶対に操作をしないでください。
Bootloaderで再起動と操作
Bootloaderで再起動し、以下の操作を行ないます。
ここがかなり重要なので操作を間違えないようにしてください。
fastboot boot GKIのパス.img
と入力してEnterを押します。fastboot flash bootにすると本体にKernelSUのイメージが焼かれてしまいます。絶対にbootだけにしてください。
Stockが通常通りに起動
KernelSUのイメージが適合しているならばOSが通常起動するはずです。起動後にKSUManagerを起動をすると「動作中」になっているはずです。この状態になればimgを抜く作業が行えます。記事にあるコマンドの操作を参考にしてください。