Nothing OS 3.0 Open Betaが開始しました
日本時間の本日に開始しました。3.0 Beta先行公開はNothing Phone(2a)からです。スケジュール順で既存の機種に順次提供されていく流れになっています。以下は予定されているスケジュールです。
Phone (2a): 公開中
Phone (2): 2024年11月
Phone (1): 2024年12月
Phone (2a) Plus: 2024年12月
CMF Phone 1: 2024年12月
2a PlusのOSが公開されるスケジュールが12月だったのが意外でした。
Open Betaの参加方法について
Nothing公式コミュニティから参加ができます。
本来はこのAPKを入れてやればオフラインアプデがBetaテスターな状態になり、BetaのOTAが受け取れるという流れになっています…
だがしかし。
Nothing Phone(2a)はJPNのSKUを制限をしているようで、ボタンがグレーアウトしてしまいます(どうやらFeliCaの都合上らしい)。なので、Fastboot ROMを使って無理矢理Betaにしてやるという強行手段が必要になります。
あくまでアップグレードという流れで行なうのでデータの初期化はされません。ですが、安定版のROMに戻す場合は初期化が必須になります。その他にBootloader Unlockを事前に行なっていることも条件となります。
【追記】Bootloader Unlockなしで参加する方法を書きました。
他の機種ではEEAやINDでのSKUの分離程度なので共通してOpen Betaの参加は行えるはずです。
Nothing OS 3.0を使ってみた感想
フォント廻りについて
シンボルなフォントであるNdot(ドットのアレ)が大幅に減りました。
UXとしての視認性は上がったものの、設定のヘッダー部分がセリフ体のフォントになったことで日本語環境で使うと明朝体になります。紹介動画を見ててダサくなる可能性を予想していましたが、ビンゴな結果でした。
NOS3.0から収録されたInterフォントに切り替えるオプションも追加されています。「フォントと画面サイズ」から設定できます。
クイック設定パネルについて
クイック設定は前と比べて使いやすいスタイルに進化、モバイルデータとWi-Fiが分離しました。明るさのスライダーも操作しやすい太さと下部に移動しています。ですが、パネルのラベルが消えました。
設定のUXについて
項目ごとに分離させた表示にすることで関連した設定が把握しやすい感じになりました。OxygenOS 11を思い出す感じだった。
ブートアニメのリニューアルについて
噂されていた新しいブートアニメにはなっていませんでした。
もしかして没になった?
root化について
特に問題なくできました、同時に自分が公開している「Nothing Patch」のモジュールも問題なく動作することを確認しました。
…一応そんな感じです。
他はCMFにやる感じくらいか。補足ですが、Nothing Phone(2a)をOpen BetaにするとFeliCaアプリが無効化されています。有効化で戻せるので使う人はお忘れなく。