Project Elixirが炎上してリポジトリをアーカイブ化した件。
自分が翻訳をやったカスタムROMでもある、Project Elixirがとある事をやっていた件で炎上からのリポジトリがアーカイブ化しました。
炎上をしたキッカケはROMの内部に強制的にdataとストレージ、eSIMをwipeしてしまうコードが入っていたという件です。
Source
このコードは寄付者向けの機能をクラックした場合に発動するもののようで、一般的な使い方をしているユーザーであれば一切被害を受ける事はありません。
何故クラックをした者への制裁が悪になったのか?
クラックを行なう事自体がよろしくはないのですが、重要なのは同意もなしに勝手にデータをすべて消し去るという事が炎上のポイントとなったようです。その他にオープンソースではあるもののソースを公開していない箇所が存在していたらしく、Project ElixirのメンテナであろうともJenkins経由でのみのビルドになるためコミュニティで特定のコードや成果物を確認する事もできない点も問題だったようです。
Project ElixirのROMを使っているユーザーはクラックを行なっていないとしても、アプローチの面では危険なので注意はした方が良いかもしれません。
Source2
…普通に使ってれば問題ないんだけどね。
Project ElixirのTelegramでは
昨日に公式からメッセージがあったようです。自分なりに翻訳した奴載せておきます。間違ってたらすまん。
…純粋にソースで公開してなかったってのは誠意がないなって話でもあった。公式でGSIをリリースしている数少ない所でもあったので終了してしまったのは惜しいと思えました。Project Elixirの派生となる存在が生まれる事があったときは、この件のように悪意と思われてしまっても仕方がないコードを入れてない状態かつクリーンで完全にオープンな物であって欲しいと思います。
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