1000日分の314稲垣吾郎。それぞれが今ここでできることを。
連日報道されるウクライナ情勢に、胸が潰れる思いです。
自分に何ができるのか…と考え、大きなことはできないけれど、おかしいことをおかしいという、戦争反対と声をあげても弾圧も拘束もされない国に生きているのだから、とにかく「戦争反対」と言い続けること。
そして、微々たる金額ながら支援を行い、自分が置かれている今、この平和に感謝して日常に感謝すること。
デモをしても無駄、なんていう政治家さんもいるみたいですが、私はそうは思わない。
小さな声が大きなうねりになり、広がっていく。
声をあげることが無駄なんだったら、ロシア軍も声をあげた人を拘束したり、情報を遮断したりしない。
それが、人々にもたらす影響の大きさが分かっているからこそ、弾圧をするのだと思う。
そんな中、17年前にリリースされたSMAPの楽曲「Triangle」が注目を浴び、ニュース番組でも報道されています。
作詞作曲を行った市川喜康さんによると、この歌は2004年にアメリカの同時多発テロ事件の後、何かを伝えなくてはならない、という思いから作られたもの。
曲名の「Tiangle」は、「銃を構える人」と「向けられる人」、そして「それを見ている自分」の三者による三角関係を表しているそう。
戦争は遠い国の出来事ではなく、いつ自分が当事者になるのか分からない。
同じアジアでも、大国の理不尽な圧力を受ける台湾、批判的な報道機関がどんどん弾圧されている香港、こんな中でもミサイル実験を繰り返す北朝鮮。
もし、こんなに理不尽で一方的なロシアの軍事侵攻がまかり通ってしまったら、これから私たちの身近で同じことが起きる可能性は大いにある。
あなたは間違っている、と狂気を止めてくれる人がいないあの大統領はとても不幸な人だ。
楽曲を聴いてもらえるのは嬉しいけれど、こうした事態で注目されるのは複雑な思いだという市川さん。
それはきっと、SMAPのみんなも同じかもしれない。
けれど、吾郎さんはいち早く自分がパーソナリティーを務めるラジオ、TOKYOFMの『THETRAD』でこの曲を流してくれた。
その後、木村くんも自分のライブでこの歌を歌ったそう。
SNSのチェックを欠かさない慎吾ちゃんも、きっとこのことは知っているだろう。
彼らは自分たちが求められていることも、自分たちの影響力も、よく理解しているのだと思う。そしてそれを、重荷だなんて言わないと思う。
彼らはそうやって、30年を歩んできたから。
どうかどうか。1日も早く戦争が終わりますように。
もう誰も、悲しい思いをしませんように。
私は戦争に反対します。