1000日分の227稲垣吾郎。きれいのくにへようこそ。
出演する大人の男性の顔がほとんど”稲垣吾郎”という不思議なドラマ、『きれいのくに』が来週月曜日からいよいよスタート。
メイキング映像なども拝見しましたが、吾郎さんが「稲垣吾郎の顔をした別の人」を演じているときと、別の俳優さんの顔に、AIに認識させた吾郎さんのあらゆる表情から作ったデータを合成した「稲垣吾郎の顔をした人」が入り混じっていて、なんともぞわぞわする世界観でした。
脚本家の加藤拓也さん(タクヤさんなんだね…という感想は置いといて)いわく、見どころを聞かれると困るお話なんだそう(笑)。
ただ、見どころというか、注目してほしいのは、そのままの顔で出ている幼馴染役の高校生たちの演技だそう。
リハの期間が少し長めにあったので、監督も交えてかなりねっとりと相談して世界観を作り上げているのだとか。
私が高校生の頃は、今みたいに(全国的にどうなのかは分かりませんが)メイクしたり髪のカラーリングしたりっていうのは絶対NGで、超ドヤンキーの子くらいしかそういうことはやってなかったので、生まれついて可愛い子はやっぱり超可愛くて、一軍に入れない容姿の自分たちはもう”面白おかしい”グループにいるしかない感じだったのですが。
ほんと、すっぴんでよく好きな人がいる場所に毎日行けてたな…若さってさすがだぜ、なんて思いますね…
そう考えると、男性のほとんどは今もすっぴんで会社とか職場に行っているわけで(そりゃ肌のお手入れとかヒゲとかはいろいろやってはいると思いますけれど)、すげえなあ…と思ってしまいます。
こういうの、「女はキレイにしておかなくちゃいけない」みたいなジェンダー論とかになっちゃうのかもしれなくて、ちょっと前に炎上した某CMとか出されるともうお手上げなんですけれども。
でもやっぱ、私はキレイにしときたいし、肌も髪もお手入れしたいし、人前に出る時はメイクしたいので。
自分がそうしたいってところは、別に譲らなくていいと思っています。
女だからとか男だからとかじゃなくて、自分の容姿が気になるって人はやっぱりめちゃくちゃ多いわけで、だからこそメイクやら整形やらも未だに多くあるわけで、それを紹介する動画とかもガンガン流れてくるわけで。
それが、ふりきっちゃうとこういう世界もありえるのかもね。
「きれいのくに」は4月12日(月)22:45~ NHK総合でスタート。
ドラマに先駆けて、脚本家の加藤拓也さんがお話したラジオ番組も放送されました。おっかけradikoで聞けますので、ドラマの前に予習していろいろ想像膨らませておくのも楽しいかもです。
しかしほんと、本物の吾郎さんはどんなお姿でも麗しいな。
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