【枕草子】一 春は曙【読書感想】

春は曙。という言葉を、人生で耳にした事が無い方は居ないと思っております。
私もその一人。
春は曙。春は曙(明け方)が良い。という意味なのだと、
本を手に取り始めて理解しました。

春の明け方、空が明るくなっていき、紫の雲が細くたなびいた風情が良い。
こう現代文で読んでみると、その光景が目に浮かびます。

夏の蛍、秋の夕暮れの虫の声、冬の早朝の雪景色。

読んでみると、すごく四季を楽しんでいる光景が目に浮かびます。
窓辺で筆を取り、紙に書いている光景。庭先を眺めたり、少し散歩してみたり。
日本には四季があり、梅雨もあります。
温暖化で昔よりも過ごしにくくはなってますが、桜や紅葉等、四季折々の物を楽しむのは
今も昔も変わりません。

これを読んでいて、枕草子を外で風にあたりながら、読みたいなぁ、と思ってきました。
先日、神社へと行ってきたのは、この節を読んで外へ出たくなったからなのです。

素晴らしい描写です。

二では、月毎に風情があって良い、という事が書かれております。

私は、引きこもりなので、桜や紅葉で季節を感じがちです。気温もですね。なので、月毎の風情には疎いので、今月から探していこうと思います。
9月は、徐々に涼しくなり、鈴虫が鳴き始めますね。昔は運動会の時期でしたので、学校の近くではホイッスルの音がよく聞こえる時期でした。応援団の練習の声や音もしましたね。
そんな季節の変わり方が目に浮かびます。


枕草子第一弾の読書感想文は、これにて。

雪城冷奈がこれまでに経験した事などを書きます