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質問するときに気をつけることは?
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉がありますね。
知らないことを人に聞くのは、そのときは恥ずかしいと思っても、聞かなければ一生知らぬまま過ごすことになるので、そのほうが恥ずかしい。
知らないことを恥ずかしがったり知ったかぶったりせずに、素直に聞いて学ぶべきだという教え。
まあ、こんなに難しく考えなくてもいいかなとは思います。気になったこと、知らないことはどんどん聞いたほうが良いと思います。
ただし、これは相手の都合を全く考えていない「自分の中だけの話」であることは理解しておかないといけませんね。
「質問する」ということは「相手の時間を奪っている」ということでもありますので、質問する時に最低限の配慮は必要です。
1.自分で調べる
ネット検索を使えば、ちょっと詳しく知りたい程度の情報は確実に得られます。また自分で調べることにより調べている情報に詳しくなりますので、自分の判断の精度が上がるんですね。
あとはマナーとして、相手が発信している情報があれば必ずその情報には目を通さないといけないですよね。
2.自分が何を相談したいのか(何を質問したいのか)明確にする
文章を読み解くのが困難で、相手が返答に困る・悩むようなことは良くないですよね。
質問の内容によっては、相手に情報共有しないと返答できない場合もあります。以前にツイートしたのですが、イメージとしてはこんな感じです。
何かを伝える際、断片的な情報を言われても聴く側は内容を把握できません。
— 高山玲奈@別れさせ屋・復縁屋工作員 (@reina_takayama) July 6, 2022
桃太郎のお話を知らない人に対して、あそこで桃が流れてきたんですよとか、あの時に犬が仲間になったんですねと言っても、前後のストーリーを知らない人は理解しようがないんですよ。
例え話です。
自分は相談したいことについてのストーリーを知っているのは当然ですが、相手は知らないし、理解できないし、助言できないんですよ。
これは本当に多い。
3.自分がどこまで考えられたか共有する
自分で調べて、自分なりにどういった考えを持っているか(どこまでは知っているか)は最初に共有しましょう。これをしないとお互いに時間が無駄になります。
たとえば、相談された側が「◯◯という方法がありますよ」と答えたときに「それは調べて知っています」ということが起きるんですね。
相談された側からすれば「じゃあ、最初に言ってくれ」となるわけです。
自分が調べた情報を相手が持っていない可能性もありますので、その場合はGive&Takeすることができますよね。
4.御礼の言葉を伝える
これは質問というよりは、どんな場合でも必要ですね。でも出来ていない人が多いんですよ。
質問の答えが返ってきたことで満足してしまうんですよね。
また質問した・相談したことによって何かが解決したのであれば、その結果を報告することが相手に対する最大の感謝の伝え方ではないでしょうか。
質問するほうが偉い、答えるほうが偉いということではなく、お互い対等で気持ちのいい質問・相談になるようにしたいですね。そして、相手にGiveするために何ができるかまで考えられたら最高です。
私のnoteがみなさんのお役に立てれば嬉しいです。
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