#3行日記
素数になりきれないおとなたち
おとなは緊張してないフリも、してるフリも上手いのね。
もうあの頃みたいに、試験開始の合図にドキドキしながら素数をかぞえたりはしない。
わたしは大人だから。
ゆうべの寝返りを朝のコーヒーで流し込めば、
きょうも電車が走って株が動きます。
でもどこへ?
わからない。
割りきれない気持ちというのが、あるでしょ。
それを空にうかべてみるんです。
あの頃みたいに、心をからっぽにして。
おとなは緊張してないフリも、してるフリも上手いのね。
もうあの頃みたいに、試験開始の合図にドキドキしながら素数をかぞえたりはしない。
わたしは大人だから。
ゆうべの寝返りを朝のコーヒーで流し込めば、
きょうも電車が走って株が動きます。
でもどこへ?
わからない。
割りきれない気持ちというのが、あるでしょ。
それを空にうかべてみるんです。
あの頃みたいに、心をからっぽにして。