シェア
麗奈
2024年5月27日 21:27
呑み込んだ涙も心のなかに咲う木漏れ日も、しかるべき時を待って言葉に芽吹いてゆけ。みなもを揺らしてゆけ。泡沫の夢を掬うは言葉のたおやかさ、人知れぬ瞬きを捉えるは言葉の機微、光の届かぬ海底を照らすは言葉のしなやかさ、なのだから。
2024年5月19日 23:06
今朝よりも黄ばんだビニル傘携えて飯の匂いには犬並みの嗅覚持つ君のそういうとこが好きと味見す湯気越しに
2024年5月20日 01:02
鍋のなかの人参とジャガイモ、お前たちはまだ何にでもなれるよだなんて。わたし、あなた、東京の片隅で今日も箸つついて笑いあおうじゃないの。