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「自分にとって大切なことはなんだろう?」

またもや弥太郎さんシリーズ。

改めて、弥太郎さんの文章は読んでいる感じがしなくてふしぎ。

自分なりの暮らしのルールを持っておくといいよ、といろんなかたちで教えてくださる弥太郎さん。
今日読んだエッセイから、お金の使い方について考えたことを書いておきたい。

結婚してから、お金の使い方が本当に変わった(変わってしまった、とも時々思う)。
服や遊びなど、自分のためだけに使うことはほとんどなくなった。

自分の収入で自分の計画や欲求のためにお金を使う生活から、
退職・結婚して夫の収入を管理することになったことで、明らかに「自分にとって大切なことはなんだろう?」を考えるための条件・要素が変わった。

でもこれはただ単に結婚したから、お金を自ら稼がなくなったから生じたことではないなと感じている。

この前ある夫婦と話していて、
お金の使い方は価値観だなあと強く感じた出来事があった。
その夫婦はふたりともE(外向的)で、人に会うことが大好き。外でご飯を食べることも大好き。
彼らには常に誰かと会う予定があって、スマホがいつも動いている。

一方私らは、夫はEで私はI(内向的)。
新しい地での生活ということもあり、
結婚してから、人と会う機会が減ったなと感じる。でも大切な人との連絡は続いている状態。
(スマホはそういう人との連絡で動く程度)
ご飯は家派で、いっしょに料理するのが趣味に成りつつある。
ご飯が終わってコーヒーや紅茶を飲みながら話していると、あっという間に2時間くらい過ぎている。

正反対とも思える2つの夫婦を見ながら、
エネルギーの方向がお金の向く方向なのだと思わされた。
彼らは外に向かってエネルギーもお金も出ていくけど、私たちは内側に向かっていく。

だからといってそのエネルギーたちを自分たちのためだけに消費しているのか?と思うとそうでもなくて、
時々会う友人たちにご飯をふるまったり、日々交わす会話の中から考えたことなどを分かち合うことができる。

何が豊かで、何が消費(浪費)かなんて簡単に決められないなと思うと同時に、
「自分にとって大切なものは何か」
「自分にとって価値あるものとは何か」
を知っておくことがとても大切だと感じる。

人の話を聞いていると、
自分にはないそれが羨ましく思えて焦ったりするんだけど、
(私も彼らの話を聞いていて、どこかに出かけたくなった)
ちゃんと自分の着地点が見えていればそんなにそわそわしなくて済むなと。

何にしあわせを感じるかはあまりにも人によって違うので、
人に理解してもらおうとすると苦しい思いをすることがあるかもしれないけど、
自分の中に答えを持っておくこと、そして身近な人にそれを知っておいてもらうことは大切じゃないかな。

そんなこんなで私たちは今新婚旅行を計画しているのですが、
私は旅に価値を置いて生きてきたので前向きですが、彼は金額の大きさにひやひやしてるのがよく見えます。笑

よく考え、よく話し合うこと。
またもや弥太郎さんに教えていただきました。
ありがとうございます!

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