悩んでいること
こんばんは。水島です。
タイトルの通りですが、悩み事、というよりもある願望に向けてとても思いを巡らせる時間が多くなり、
別に『しんどい』わけではないのですが、どうしたら叶うのかが全く検討つかず途方に暮れているというところです。やっぱ悩み事…なのかなぁ。思い通りにいかないので。
どんな願望があるのかと言うと、
『友達がほしい』んです。
…なんか見覚えありますね?笑
私の隠キャぼっち人生の前半は、どんな社会に属しても人の輪から弾かれるという恥辱の連続でありました。
でもその当時の友達ほしい病と、今の友達ほしい願望は別物です。
子供の頃の『友達ほしい』は、学校というソサエティで恒常的仲間外れ状態であるのがあまりにも恥ずかしくて、いつも行動を共にする『セット』の人員が欲しかった、という意味でした。人目を気にしていました。
今は……全く違います。
人生を心を互いに豊かにできる友達がほしいと思っています。
でも、この願望を表明するには、いくらか前提とすることがございます。
まず、数はとてもとても少ないですが私のことを『友達』だと認識してくれている方たちを蔑ろにしているのではありません。その数少ない友達たちとの関係は大切です。(不器用でごめん)
人間関係をリセットしたいわけではありません。
しかし私には、全く新しい出会いも必要だと、強く思うようになっているのです。
私は、どうしてか勝手にハイレベルなイメージを持たれることが多いです。顔がキツめだからなのか、ギリ高学歴だからなのかはわかりませんが、とても有能な印象を持たれます。
でも、実際は全然違うから、疲れてしまったんです。成り行きで数学とガチンコ対決することなく博士後期課程まで進学しましたけれど、私は分数の計算ができない…。
漢字も書けないし、おつりの計算ができなくて、まぁ要するにギリギリの知性で生きています。
私にハイスペックなイメージを持たない人、あるいは私の『知恵遅れです』という申告をそのまま受け入れてくれる友達が欲しい……そんな存在がいたら、どれだけ心が楽になるだろうと思います。
私の悩みを取り上げない友達。そんな人と出会えたら、私にとって神様だと思います。知恵遅れに易しい言葉でコミュニケーションをとってくれる神様——
そんな願いから友達がほしいと思っているのですが、自分専属のカウンセラーがほしいみたいに言ってるようにも思えて、自分の希望に卑しさも見えてきます。
ズブズブ共依存という関係にも、危険ながら憧れてしまう面もあります。
不思議なんです、私はよく食材を買いに新大久保に行くのですが、
ペア、あるいはグループで遊びにきている女の子たちの多いこと。お揃いのアイテムなんかを持っていたりもします。
あの人間関係が、どう成り立っているのか、まったくわかりません。
どうして、女の子たちは"互いに属する"ことができるのでしょうか。
なんだか、これを書きながら『ぷよぷよ』を思い出しました。ゲームには疎いのですが、同族がくっついて消えますよね。
私は1粒残ったままなんですよね…。
(本当にゲームには詳しくないので変な例えだったらすみません)
で、その新大久保の女の子たちは、ものすごく距離感が近くて、なんだかいちゃついているような、それくらい身体も心も近いのが見てとれ、決して社交辞令の流れ、義務感でその日の遊びを決行したのではないということがわかります。
そして当然、彼女たちは一緒にディズニーにも行ったことがあるのでしょう。
どうしたら赤の他人と新大久保やディズニーに行けるのでしょうか。
私は、『友達と遊んだ』という経験に乏しい人間です。それがコンプレックスで、家族でのお出かけが大っ嫌いでした。なんで私の相手は肉親しかいないの??と自分がダサ過ぎて、屈辱でした。
今でこそ姉の気まぐれに付き合ったりはできるのですが(それが唯一私が『女子と遊んでる』風に見える光景でしょう)、
とても若い時期に友達関係というのを経験していませんから不器用の極みで、今でも『私の友達といえばこの子!』という人物が存在しません。
キャピキャピする年齢も通り過ぎましたが、
同世代の同性の友達ができて、互いに欠かせない存在になれたらとても嬉しいです。憧れなんです。女の子と深い話をしたり観光地に行ったりなんて経験、ありません。
そして1番の問題、私のワガママは……
『自分みたいな友達いない人生を送ってきた人とはセットになりたくない』
ということです。
めっっっっちゃくちゃ汚い、暴言に近いようなことを言いましたが、私は自分と近い生い立ち、孤独感の人物に巡り会えたとて、友達になれるかというと、なれません。
こんな共通点は……嬉しくありません。
というか、共通点など一切不要です。
どんなソサエティに属しても自然に『セット』ができるような人と、深い関係になりたいんです……本当に切実です。
拗らせ過ぎて、『誰でもいいから……』と涙ながらに祈る次元を超えてしまいました。
これが、今年ずっと悩んでいたことでした。