転職決定。サヨナラ丸の内OL。
無事、2月からの転職先と雇用に関する誓約書を締結したので、満を持して更新。
私は新卒から転職を挟んだ現在まで、一貫して丸の内(東京駅前)で働いてきた。
働く環境としては、最悪である。電車は行きも帰りもめちゃ混むし、家賃が高すぎて会社の近場に住むなんて不可能だし、ビルのエレベーター待ちは辛いし(特に降りる際は、先頭で待っていても満員で乗れないこともしばしば)、ランチもべらぼうに高いし、精神衛生上、良くないことだらけだ。
ちなみに大河ドラマのべらぼうは3話で離脱した。柴咲コウちゃんファンなので、おんな城主直虎に勝てる作品が個人的には二度と現れないかもしれない。
…脱線したので戻します。
建物の最上階&社員食堂のある会社なら、実は問題の半分は解決するけど(笑)両方を満たす環境で働いている人なんて、丸の内に存在するのだろうか。
しかし特に就職したばかりの頃は、自己肯定感の低い私にとって「丸の内OL」はある種のお守りだった。
なんかこう、ブランド力があるじゃん?(浅い)
こうなってしまった理由は、今よりも世間の理解も少なかった時代に通信制高校(親からもニート扱いされていた)を卒業しているのが一番の原因だと思う。それを武器に就活は戦ったくせに、勝手な話だけどね。
当時の実質はニートであり、「社会的な存在性が無い」ことに苦しみ。
大学も滑り止めに入学し、「○○大学」の学生という身分にコンプレックスを抱き。
そんな状態から、対外的に言いやすいステータスを得たから、単に嬉しかったのだと思う。
ただその後、社会人として「自社が丸の内に居続けるメリットは、莫大な賃料に見合っていないのでは?」という視点を持ったり、コロナで「働く場所って関係無いな…自宅が最&高」と考え方がアップデートされたりと、価値観に多少の変動はあった。
そして今回、同じく都内&リモート中心ではあるものの転職することに決まった。全く別の場所への通勤だ。
単に、慣れ親しんだ土地から離れる寂しさや、漠然とした不安はある。
しかし、どこで働いていようが私の仕事スキルには何ら関係ないし、「自分らしく居られる場所」が、自分によって一番良い環境。
転職先は最終面接までオンラインだったので、実はまだ会社の最寄り駅で降りたことは無いんだけどね。
好きなご飯屋さんに出会えるかもしれないし、帰りの電車では座れるかもしれないし(笑)まだ見ぬ素敵なことが、きっとたくさんある。
丸の内OL卒業を、楽しみに待とう。
卒業と言えば「卒業」。加賀恭一郎シリーズの第1作目なので、東野圭吾未経験の方にも強く推したい。
自分以外の東野圭吾オタに会ってみたい。
今度、オリジナル東野圭吾作品ランキングでも作ろっと!