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「奥さんへの復讐」に協力した、都合のいい女
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〜3月12日 07:00
私は常識人だし、他人を傷つけたり貶めたりするようなことはしないし、全般的に臆病なタイプだ。
しかし恋愛に関しては、ある時を機に倫理観があやふやになった。そして、変な男にうつつを抜かしたり、バカみたいなことを繰り返してきた。
挙句には今、愚かなことに都合のいい女を演じている。
今回は、タイトルの状況に至った経緯を話したいと思う。今までの恋愛記事の中でも大ボリューム。そしてなんにせよ、
「現在進行形」で
都合のいい女をやっている話
なので描写も細かい。我ながら、大作です。
話は、バリキャリ丸の内OL時代に遡る。
当時の私は、しょっちゅう休日出勤していた。
分かりやすいもので言うと、会議室の什器更新であったり、システム遮断を伴うサーバのメンテナンス作業であったりと、平日日中には出来ない仕事を沢山抱え込んでいたため、土日に働かざるを得なかったのだ。
何度も休日出勤していると、数少ない「休日出勤仲間」とは謎の連帯感が生まれる。彼も、そのうちの一人だった。
彼は法務なので、敢えて土日に働く理由は無いはずなのだが、単純に業務量が多かったのだろう。度々休日に一人で作業しているところを見かけた。
最初はお互い、(あ、また居るな)で会釈する程度の関係だったのだが、距離が一気に近づいたタイミングがあった。
ある土曜日、私がパソコンにかじりついていると、彼が突然、私の元までやってきた。お茶と紅茶のペットボトルを持ってきて
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