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「親会社」への執着。コンプレックスを受け入れるか。

学歴コンプの私と同様、私の父も学歴コンプであった。
そして、それ以上に強い「親会社に対するコンプレックス」を抱えていた。

父自身は子会社採用である。
親会社から出向で来て、自身と同じような仕事をしている人間が自分の2割増しの給料をもらっていること、上位のおいしいポストは全て親会社出身者で埋まっていること、などに対して強いコンプレックスを持っていた。

そのことを知っていたから、自分も同じコンプレックスを持たないよう、新卒就活では親会社であることにこだわった。転職活動でも、そこは譲らなかった。

しかし2度目の転職活動中であり、心安らかに働ける会社への避難が最重要課題となっている今、その軸が揺らいでいる。

例えば経理だと、親会社なら「グループ会社との連結決算」のような、親会社ならではの業務が発生するし、子会社の監査なども仕事に入る。株主総会関連など、親会社だからこそ気を遣う仕事も多い。

子会社には当然、親会社の顔色を伺い、トップダウンを強いられる苦労があることは重々承知している。父のような不満を抱えながら働いている人たちも沢山いるだろう。給与水準差は絶対に埋まらない点は特に辛い。

ただし経験上、「業務範囲」は少なくなることが予想される点は、バリバリ働く生き方には戻れないと考えている私にとって、メリットなのかもしれない。というか、そうであって欲しい。

こんなことを考え始めた理由。
今週内定を頂けた会社が、大手の子会社を通り越して孫会社であるためだ。

この会社に限らず、私が現状、選考を進められている会社は全て子会社だ。遅かれ早かれ、「親会社コンプレックス」を受け入れることについて、自分と議論しなければならない。

子会社ならではの良いところがあれば、ぜひコメントで教えてください。


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キリシマレイナ
くだらない記事ばかり量産中ですが、共感でも何でも、何か心が共鳴できたら嬉しいです。良ければ応援、よろしくお願いします(^^)