あなたはINTPじゃなくてINTJかも INTPとINTJの最もシンプルな見分け方
興味のある分野のことを「ただ純粋に知りたい人」はINTP
興味のある分野で「知らないことをなくしたい人」はINTJ
興味を持った分野が「宇宙物理学」だった場合
INTPは「ブラックホールの仕組みが気になるから調べたい」と、理論の純粋な面白さを追求します。答えを探すこと自体が好きで、実際にどう活用するかはあまり重視しません。
INTJは「宇宙のすべてを理解するためにブラックホールの謎を解く必要がある」と、情報を収集します。全体像を完成させることが最終目的です。
INTPは興味のある分野で純粋に「ただ知りたい人」
INTPは内向的思考(Ti)で世界を見ています。Tiは「体系的な理解」を追求する機能であり、興味のある分野について深く考え、論理的な精密さを追求します。INTPにとって、知識を追い求めることは純粋な知的探求です。「ただ知りたい」という欲求は、彼らが論理的整合性を満たし、頭の中で組み立てた理論を完成させることです。
INTPは補助機能として外向的直観(Ne)の助けを借りて、興味のある分野を幅広く探索し、次々と新しいアイデアを思いつきます。この機能は柔軟で好奇心旺盛な性質を持ち、知識が増えることで「まだ知らない領域」への興味がさらに湧いてきます。
INTJは興味のある分野を完璧に理解したいから「知らないことをなくしたい人」
一方、INTJの内向的直観(Ni)は、全体像を把握し、未来の可能性を見通す力に優れています。Niは「未知」を埋めることを得意とし、興味のある分野について、既存の知識と未知の領域をつなぎ合わせて「完全なビジョン」を作り出すことを目指します。彼らにとって「知らないこと」は不完全さの象徴であり、それをなくす必要性を感じがちです。
補助機能のTeの助けを借りて、INTJは具体的で実用的な結果を追い求めます。興味のある分野で「知らないことをなくす」過程には、論理的で効率的なアプローチが伴います。Teは彼らに目に見える成果をもたらし、理論だけではなく実践に活かすための知識の収集を支えます。
興味のある分野の知識へのアプローチは、INTPの「ただ知りたい」こととINTJの「知らないことをなくしたい」で大きく異なります。結果的にどちらもその分野のプロフェッショナルになり、収入を得るポテンシャルを持っていますが、その過程はまるで違うのです。