非公認3連続抜け 幻契約
はじめに
初めまして、arc en ciel所属のレインです。今回は先日行われたネクストシーズン杯、さな杯、黒王杯でそれぞれ予選2位抜けベスト16、予選2位抜け3位、予選5位抜けベスト8という結果を残すことが出来たので、筆を執らせて頂きます。
早速解説に入っていきます。
デッキレシピ
採用カード解説
幻契約パルム
契約スピリット。デッキの核となる上、常時マジック軽減とカウント増加の元になる。軽減効果とカウント増加が重複するため、3枚確定になる。
スピリットコンボカー パルム
煌臨カード1。メイン降臨が可能であり、ソウルコア1個でサーチとカウント増加が可能。パルムを蘇生してマジック2軽減満たしたり召喚ゲートやサモン・ピークと合わせて5コスト以上のマジックカードをタダで使用したりする。ミカファールなどがなくてもエンゲージとアンブロフィールドを組み合わせて2点×3を獲りに行ったりもする。3枚確定。
大天使ミカファールXV
フィニッシャーその1。煌臨時効果が唯一任意の幻契約の煌臨札。ライフ貫通効果はレベルが2からなのに注意すること。
メインで煌臨時を使ってマジックを回収しつつ捲ったマジック以外の必要なパーツをタンポポフィールドを置くことで無駄なく回収できる。
2でいいという人もいるが、2だと引けないことや2ターンに分けてリーサルを組む場合耐性貫通で処理されることもあるため3投している。
幻想召神パルム・ピーク
フィニッシャーその2。幻魂マジックを破棄することでシンボルが増えるので、エンゲージ効果と合わせて完全耐性の5点アンブロで殴ることも可能。
1度だけなら耐性貫通されてもブレイブを分離して打点を追加することでブレイブ0シンボルから3シンボルでライフを削りきることもできる。
メインで降臨できないので2枚での採用にしている。
幻蝶姫パランティカ
バースト枠その1。破棄耐性もあり、スピ/アルのアタック後という蒼契約やゼッター以外だと開けやすいバーストでありつつマジックの効果使用なのでしっかりとパルムでカウントが伸ばせる。このカードでどれだけ幻魂マジックが捲れるかで相手の盤面除去やリソース、リーサルターンに直結してくる。自分でも能動的にバーストを発動できる点もいい。確定3枚。
このカードの処理順としては3枚オープン、その中から使用するマジックの宣言、残ったカードをデッキ下、ターンプレイヤーがマジックの処理順の決定、1つのマジックの効果発揮後パルムでカウント増加後、次のマジックの処理という順番になる。
召喚杖サモン・ピーク
打点追加、トラッシュからのマジック回収、デッキ下ドロー、手札と幻契約に完全耐性、どの役割を強い。3枚確定。
パルムのカウント増加がマジックの効果発揮後なので処理としてはこいつが先に来るためカウント5の時にマジックを使用してもシンボルは増えないことだけには注意すること。
大天使召喚:アヴリフィールド
幻魂マジックその1。受け札兼サーチ役。2軽減あるので先1から使え山上4枚を見てデッキ下に固定できる。ほかのマジックと合わせてこれでは回収できないマジックやネクサスも回収したりする。
手打ちはメインでしか使えないことに注意。3投。
皇帝召喚:アンプルフィールド
幻魂マジックその2。このデッキの強さのかなりの割合をこのカードが占めているといっても過言ではない。こいつがいるから獄、蒼、アイボウに有利が取れる。フラッシュ効果ではドロソとして打つことも最低レベルに固定して後述するカノンフィールドと組み合わせてのアタック/ブロック不可やタンポポフィールドと組み合わせてネクサスの効果を消すことも可能。幻魂効果でスピ/アルの効果を消せるのでフラッシュを挟むアイボウやジャバドやガブルシャックの手札、手元抑制効果なども消せるので受けにも攻めにも使える。もちろん3投。
戦国姫召喚:タンポポフィールド
幻魂マジックその3。幻契約で唯一ネクサスに干渉できるカード。自ターンの間相手のネクサスLv1効果を発揮させないので煌臨メタの剛腕神殿やダークタワー。凍れる火山などを突破できる。メインで破棄することでドロソにもなるのでネクサスを貼らないデッキに対しても腐らない。
フラッシュ効果は-7000と、これ一枚では大型を処理できないが他のマジックと合わせてOCがないフィニッシャーくらいなら処理が出来たりする(ゼーゲやロカマなど)。アルティメットには対応していないので注意。3投安定。
砲天使召喚:カノンフィールド
幻魂マジックその4。幻魂マジック唯一のバースト。マジックでのメインとなるドロソ。アンプルフィールドと合わせて生き物を確定で止めることが出来る。繰り返して使いたいので特に破棄しなくてもいい場面でもサモン・ピークやトリスタで回収したいのでトラッシュに落としてしまって問題なし。相手ターンでも使用することが出来るので相手にこれ以上殴ったらカノン打たれて手札伸ばされることを躊躇させられる。バースト効果も全体-20000と範囲が広く一気に面を処理することが出来るが破壊なのでフリーデンが開いてしまうことには気を付けよう。バーストからフラッシュ効果を使用する際はパルムで軽減が出来ず、カウントも増加しないことにも注意。 ドロソなので3投。
土の熾天使召喚:ラムディフィールド
幻魂マジックその5。受け札。色が黄色なのでレーザーボレーに無効化されない。幻魂効果はアルティメットも対象に取れる-10000なので攻めるときにブロッカーを排除することもできる。パランティカから捲れることで使えるコア0でも凌いだりすることが出来る。唯一トラッシュから回収できないマジックなので注意。パルム・ピークとの打点追加にも使えるので3投。
導化姫召喚:トリスタフィールド
幻魂マジックその6。マジック回収兼全てのマジックの追加枠的な立ち位置だった。ネクストシーズン杯では1枚のみの採用だったがパルム・ピークの打点追加と相性が良いマジックだったので追加したが流石に3は多いと思い2枠の採用にした。
8コストのアンブロフィールドを5コストで打つことも出来るため少ないコアでも相手の盤面を一気に崩すことも出来たりカノンやアヴリを回収してひたすらリソースと受けを稼ぐことも可能。
魔導女皇召喚:アンブロフィールド
幻魂マジックその7。フラッシュ効果は幅広い範囲を処理することが出来、幻魂効果も回復とカウント8以上の時にアンブロ付与とこのデッキのリーサルに大きく関与してくる。ただし手打ちでは重いのでトリスタ経由かパルムのアタック時効果でコストを支払わずに使用することが多い。一応フル軽減だと2コスで打てるのでたまに手打ちする。コンボカーパルムと合わせて早い段階でリーサルを組むことも出来るし、受け札としても使えるので3投している。
召喚ゲート
ドロソ兼足場。このデッキは軽減が死ぬほど重要なので序盤から置いておきたい。カノンやアヴリをもう一度使いたくてもメインだと破棄することが出来ないのでこれで落としてからトリスタで再使用したりする。
Lv2効果でコストを+1するので4コスのコンボカーでも5コスのマジックを使用できたりする。小技としてコンボカーブレイブが8コストなので完全耐性があってもマシュバラで突破されてしまうがコストを上げることによって回避出来たりもする。
不採用カード
使い魔召喚:ピヨフィールド
多分このレシピで一番驚かれるかもしれないピヨフィールド全抜き。さな杯当日の環境では造の母数が多いと思い山上に戻しても破棄されるしデッキ下から引っ張ってくるには他のカードが必要でこれ一枚ではリソースにならなく、デッキ操作はアヴリやコンボカー、パランティカ、ミカファールなど他でも代用が効く為思い切って全抜きしてみたら意外と何とかなった。環境次第では全然戻す可能性もあり。
幻魂呼びの天使ヴィジュエル
召喚ゲートと同じくターン1同名のドロソ。先行でピヨやラムディを置くことで後攻の契約を除去出来たりタンポポを置くことで3ドロー出来たりする。トリスタフィールドを追加したにより実質ドロソマジックが増えたので超契約の枠の為に解雇した。
その他まだ採用を試していないカード
基本的な立ち回り
序盤
パルムを出して軽減を取りつつ低コストのマジックでカウントを盛っていく。アヴリとアンプルを抱えている場合は基本的にアヴリから使い、山を見てアヴリでは回収できないパーツをアンプルで回収という動きになっていく。
中盤
5コスト以上のマジックを使いさらに手札とカウントを盛りつつ、ラムディやアンブロを使い相手の面に触っていく。カウントを6達成した段階でコンボカーとブレイブとアンブロフィールドが×2があれば2点×3で6点を出して受け札が氷刃のデッキは覇導が通らないのでそのまま連パンでゲームセットまでもっていくことも出来る。
終盤
カウントが7になればミカファールが煌臨可能で2点バーン+2点アンブロやパルム・ピークでの高打点ショットでゲームを決めに行く。相手に白晶を打つコアがないならミカファールをわざとレベル1でアタックしてバーンを発揮させずにパルムピークで削りきるという選択もある。パルム・ピークで打点を追加するときはカノン、ラムディ、トリスタ、アンブロを破棄することになるのだが、この中でカノンとラムディは対象がいないと破棄できないカードなのでミカファールのアタック時にアンブロを下手に使うと相手の面を全て除去してしまい破棄が出来ずに打点が足りなくなってしまうことがあるので打点を追加するときには注意すること。オーバーラバーズの台頭で耐性貫通されてしまうこともあるので素投げコンボカーやパルムで面を立てることも重要になってくる。
最後に
初めてこうして実績を残せたのでnoteを書いてみたのですが、なかなか言語化が難しく至らないこともあるとは思います。ですが独特の受けの仕方やマジックを組み合わせた展開の仕方は他のデッキではなかなか味わえない楽しさ、環境に多いアイボウ、蒼、獄などにも有利が取って行けたりするパワーがあります。
新弾が発売されてまだ日も浅くこれからドンドン研究が進むと思いますがとても強いデッキなので是非皆さんにも使って欲しいです。
ここまで御覧頂き誠にありがとうございました。