共感と事実確認
マイペースなタイミングで書く、王様の耳はロバの耳場所、もといこそこそ自己主張ノートを、今年も続けていこうと思います。
宜しくお願いします。
12月になってから、妙に落ち着かなかった長男。
イベントごとは終わったのに、感情のコントロールが難しいらしく、ちょっとのことですぐへこんで「ああ、死にたい」とか「ごめんなさい」連発とか「どうせ僕なんか」とか。
主に学校で出てくるので、学校生活においては先生方と長男が大変だったようです。
(家ではそこまでではなかったので、あくまでも伝聞)
情緒学級の先生が病院の先生に連絡し、受診してきました。
結果、特別支援学級を勧められました。
本人は「友達と離れたくない」「友達が友達じゃなくなる」と不安でいっぱいになり、かといっていつものようなキレ方をするわけではなく、さめざめと泣くという。
その様子を見て、病院の先生に新たな薬、インチュニブを処方されました。
今は夕飯後に、エビリファイとインチュニブを1錠ずつ飲んでいます。
最初の一週間は、翌日眠かったり軽い頭痛がしたりという副作用があったようですが、今はちょっと落ち着いているようです。
そして、どことなく気分が落ち着いているように見えます。
今迄はできなかった、イライラし始めたら先生に伝えて保健室などに逃げる、という行動ができたり、一日切れずに我慢できたり。
新しい薬を飲んでいる、というプラシーボ効果かもしれませんが、エビリファイを飲み始めた頃の「効いてるんだよね?」という感覚ではなく、明らかに「なんか、違う気がする」という感じがします。
長男のためにも、学校のためにも、合っていることを願うばかりです。
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さて、タイトルについて。
以前、ツイッターで鬱病を自力で治した方の漫画を見て、これは長男に合っているのでは、と思った項目がありました。
それが、共感と事実確認。
最近は寒い事もあり、そして不安なこともあり、よく「学校に行きたくない」と言います。
深刻な口調ではなく、軽口で。
今迄は「せっかく宿題頑張ったし、時間割も確認したし、給食美味しいんだからいっておいで~」と言っていたのですけれど、これは上記対応をした方がいいのかもしれない、と実践してみました。
長男「学校行きたくない。土日遊びすぎて、筋肉痛だし」
私「痛かったら、学校行きたくないよね」
長男「頭が痛くなりそうだし」
私「頭が痛くなると、そりゃあ行きたくなくなるね」
長男「行かなくていいかな?」
私「学校は行った方がいいよ」
こんな感じです。
何度か似たようなやり取りをしたのですが、結局長男は特に大きな反発をすることなく、登校時間になると「いってきまーす」と元気に玄関を出発しました。
長男は、行きたくない気持ちに共感してほしかったのと、行かないといけない事実確認をしたかったのでしょう。
だからこそ、いつものように反発したり、ぎりぎりまでブツブツ文句を言ったりすることなく、登校したのです。
真面目で、頭の回転が速いからこそ、嫌な想像や結末を思い描いてしまう長男に、共感と事実確認はとても有効だと思われます。
冷静だからこそできることなので、私の感情が昂るとどうなるかは分からないのですけれど、なるべく共感と事実確認をするように、会話していこうと思います。
良い方向に、向かいますように。