面倒で拗らせた恋愛観
地元に帰省した時や友人と会った時、
必ずと言っていいほど恋愛の話が出てくる。
好きな人・彼氏ができた
好きな人とこんなことがあった、どこに行った等々
それを聴いて妬むことはないし、
大切な友達が楽しそうで良かったなと心から思う。
でも、これを自分に置き換えた時に
少し虚しくなってしまう。
私は人として相手を好きになるまで時間がかかる。ましてやそれが異性ともなるとさらにハードルが
上がるように感じる。
一目惚れや初めて会って少し関わっただけで
好きになる、なんてことも今まで一度もない。
恋愛を毛嫌いしているわけではないし、
とても素敵なものであることも分かっているが、
いざ自分のことになってみると色んなことを考えてしまって出会いがあったとしても足踏みしてしまう。
これを少しライトめに友達に話すと、
「適当に相手を選んで付き合うよりはいいと思う」
と言われて少しだけこのままでも平気なのかな
とも思ったが、心の奥底では焦りや不安がグツグツしている。
この面倒な考えに付き合ってくれる友人には
感謝しかないが、この相談をできるまでに
出会ってから2年がかかっている。
果たして、こんな面倒で拗らせた考えをもった人を好きになって大事にしてくれる人はこの世にいるのだろうか。
そして、その人は私と出逢えるのだろうか。
最後はなんだかロマンのある文になってしまったが、
嘘ではない。
私の考えとしては、『人は出会うべくして出会うもの』
というのがある。
出会うべき人は自然と成り行きで出会うものだと
考えている。
こんな考えを理解してほしいなんて我儘は言わないので、そうなんだと受け入れてくれる人に出会えるかもしれない未来を願ってこれからの日々を淡々と過ごしていこうではないか。