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8月のハイライト

1日 Second Roomsにて弾き語り。
2度目の出演(サポートを含めると3度目)となるSecond Rooms。今回は鍵盤弾き語りの方のみのイベントでなんとトリを任せて頂けた。光栄である。前日に本業としている仕事の月末作業で怒涛の仕事量をこなした為に、昼過ぎの起床にてダラダラと支度し14時頃に漸く名古屋を出発、16時前に到着。普段は自分の出番が終わってから食事をする所だけど今回はトリの為、開演前にハンバーグプレートを食したら、胃がパンパンの状態で胃酸が逆流に耐えながら歌う羽目になった。だがそれが鬼気迫る表情になり、かえって良かったらしい。そして人生で初めてアンコールを頂いた。感謝

2日 8時半から18時までの仕事を終えてhocorobiスタジオへ。
Baのユウマさんが体調不良で明日のライブに出演できなくなり、急遽アコースティック編成を構想。東京出発前の2時間のスタジオであれやこれやと模索した結果、アコギ弾き語り+キーボードの形に落ち着いた。その後車にて東京へ。道中の車内でメンバーの人達と音楽や思想とか色んな話ができて楽しかった。そして24時過ぎに静岡にてホテル泊。密度の濃い1日だった。

3日 hocorobiのサポートにて新宿nine spiceにてライブ。
朝7時に静岡出発。あまりの眠さに道中で寝落ちし、起きたら歌舞伎町に居た。人生初めての歌舞伎町は最早テーマパークだ。歌舞伎町のコンビニは8月なのにおでんを販売している。しかも縮小サイズではなく、ロールキャベツやかまくらはんぺんまで売っている!需要があるのだろうか。ライブはアコースティックということで限りなくミニマムなサウンドで、キーボードは前日2時間の合わせから考えるとまァ及第点と言ったところ。ただカイさんのパフォーマンスのお蔭で総じて良いライブだった。共演したニャホのドラムの方が自分が来ていたPeople in the boxのTシャツに気づいてくれてピープルの話を出来たのが最高だった。ライブ終演後、昼ライブだった為に時刻はまだ15時半。サカモトさんと高円寺の謎のペルシャ料理屋にて骨付きのラム肉をスパイスで煮込んだもの(名称不明)と恐らくラムをハンバーグ状にして焼いたやつ(名称不明)を肴に、無花果の蒸留酒(トルコの伝統的な酒らしい、度数が38もある)を呑んだ。その後、明日の仕事のためにメンバーより一足先に東京駅へ。道中のタクシーで爆睡してたら予めGoogleマップが提示した金額よりも千円以上高かったので多分遠回りされたと思う。渋滞だったことにしよう。また東京でライブしたい、必ず。

10日 24歳の誕生日を迎える。
20代前半最後の年であるという事実に少しの焦燥感を抱く。

15日~16日 一人旅で飛騨高山へ。
酒ばっか呑んでた気がする。高山は何度行ってもいいね

18日 レコーディング

22日 会社で異動の辞令が出る。
どうやら栄転らしい。引っ越し等予想してなかったタスクが増える。担当の不動産屋が一日に三回も「進捗いかがですか!?」と敏腕編集者並みの頻度で電話してくるので地味にキレる。

29日 今池ミカツキにて弾き語り。
自分の生まれ育った街での初ライブ。リハ入りしたら店長の久世さんが冷たい水の入ったグラスを置いてくれた。こんな箱は初めてだ!ミカツキはオープンしてまだ一か月の箱。なので常設の鍵盤もまだ真っ新で押した時にしっかりと重みを感じる。声もしっかり通るし、何よりPAのワシノさんがめっちゃ演りやすい音を即座にメイキングしてくれる。こんなに良い音なのに、この日はあまり良い演奏を個人的には出来なかった。細かい面々で練習不足が否めなかったなと。そしてそんな日に限って共演者の方が実に良い演奏をする。ツヅクリタさんのギターのカッティング音が力強くも柔らかで余りにも心地よくて、このままずっと聞いていたかった。その場の空気を一瞬で自分のものにする存在感の強さ。カズミナナさんの最後の曲は鍵盤弾き語りでこんなアプローチの曲も作れるんだと感銘とショックを受け、彼女の透き通りつつも確かな芯が籠った歌声に憧れた。この通り自身への反省と共演者への羨望に飲まれた結果、割と落ち込んでたのだけど終演後に御二方のファンの方が自身の物販を買ってくださったり、店長が作ったパスタが物凄く美味しかったり、打ち上げも本当に和気藹々としてて、トータルで凄い良い日だった。勿論前述した反省は忘れずにこの楽しさをくれた恩をより良い音楽で返さなければとリベンジを誓い、久しぶりに肝臓の痛みを感じながら帰宅。ミカツキ、この一日だけで大好きになりました。


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