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システム手帳 マイクロ5穴サイズ

最小のシステム手帳

先日の過去の作例の記事では御紹介しておりましたが、暫く在庫が無かったマイクロ5穴サイズのシステム手帳を作りました。
イタリアンレザー・アリゾナのブラック×ワインの組み合わせで、ステッチは自分でワインに染色したリネンを使っています。


内部の構造

早速ですが、内部の構造を御説明します。
開いて左側にはカードポケットが2枚分、その裏はフリーポケットです。

続いて右側にはポケットが一箇所、ペンホルダーとしおりが有ります。

立体感を出すために

平面的になりがちなシステム手帳ですが、本体の固定ベルトやループ、リングガードに芯材を仕込み立体感を醸し出しています。
これは見た目のアクセントとして、更には手で触れた時に凹凸を感じて頂く事で視覚と触覚で存在感を訴えるための仕様でもあります。
所有する喜びを感じて頂く為の職人の拘りとも言えます。
芯材も革を重ねて成形するためにじっくりと時間をかけて削り出したものを使用しています。

金具はドイツのクラウゼ社製を採用しています。

アリゾナの質感

私自身が気に入って使っているイタリアンレザーのアリゾナですが、
タンニン鞣し革としては比較的柔らかい質感です。
そしてマットでナチュラルなシボの奥に浸透しているオイルの存在を密かに訴えてきます。
使い込んで頂く事で艶が増し、より表情豊かに変貌していきます。

サイズ感の比較

バイブルサイズのシステム手帳と並べて比較してみました。
親子のような存在感でM5サイズがより可愛らしく見えます。

手に持った際の画像です。

ミニ6穴サイズも並べてみました。

こうして並べてみると各サイズを使い分けるのが理想的かも知れません。
上記画像にはありませんが、A5サイズやバイブルサイズをデスクに置いておき、ミニ6穴サイズ、マイクロ5穴サイズを持ち歩くような運用方法も良さそうです。
過去には複数の御客様からサイズ違いのシステム手帳を御注文頂いており、そのような使い方をしていらっしゃいます。
今の時代だからこそ、アナログな記録装置に拘る方へお勧めのアイテムです。

またこちらの手帳はコーナーガードを省き、価格を抑えて下記ECサイトにて販売しておりますが、御注文頂ければコーナーガードの追加やポケットのレイアウト変更、お名前の刻印等も対応させて頂きますので詳細はreileather@gmail.comまでお問合せ下さい。

お知らせ


下記ECサイトでは革製品を販売中です。
オーダーメイドや革製品の修理の御相談はreileater@gmail.comまでお願い致します。
https://reileather.thebase.in/


過去の制作物は旧ブログを御覧下さい。

ツイッター、インスタのアカウントは@reileatherです。
最後までご覧頂き有難う御座いました。

ReiLeather 山田智之

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