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やさしい人が幸せになる世界にしたい

こんばんは。
今日はクリスマスイブだそうですが、
仕事が佳境な上このご時世のためまったく
浮つくことなく過ごしています。

今日、客先の横暴な要求に耐えきれず
発狂しました。電話口でいい加減にして下さい!
と叫び、のたうちまわり、居室を出て壁を
殴り蹴りまた叫び。ひどい有様。

頭を抱えて息を整え、そうしていると課長さんが
お話と状況の整理をしてくださって、
謝ってくださって。

自己嫌悪に陥って、気持ちが落ち着かず、10分
ほどトイレにこもって反省。居室の各デスクに
謝罪に行きました。

部門長の席に行った時のことです。
「あなたが謝ることではないですよ。あなたが
一所懸命なのはみんな知っています。謝って
しまってはあなたが悪いことになってしまう」
そういって、優しく肩を抱きながら。

自分もう涙が止まらなくて。

同時に、やっぱり許せなくて。
現場の方々は必死に理不尽に耐えて、
休日も睡眠も、利益さえも返上して
対応しています。こんなにやさしい人たちが、
すごく苦しい思いをしてる。許せない。

僕は竈門炭治郎ではないので、自分の気持ちに
正直になったところで人からは好かれないし、
不死川実弥ではないので力と背中で引っ張る
こともできません。現代の萎びた大人なので、
感情は抑えて、理不尽に耐えて、時には自分に
嘘をつかなければいけません。
部門長はかばってくださいましたが、僕は
悪いことをしてしまいました。
そんな悪者なので、大それたことはできない
かもしれないけど、それでも目に届くやさしい人
が必要以上に傷つかなくて済むような世界に
したいなと、思った次第です。







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