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負け方を知らないゲーマーたち

基本的にゲームをしてる人たちは
負けたかを知りません。
相手と競うゲームはなんであれ
「対戦相手へのリスペクト」が
必須なんですがゲームって基本一人で
やるものなのでチーム戦やっても
対戦相手にも味方にも
敬意を払う必要がありません。

話終わっちゃったけどどうしよう。

いや、まあ、あのですね。
トキシックいって
よく言うじゃないですか。
負けてたらヘソ曲げて途中退出
しちゃったり、チャットで味方に
八つ当たりしたり。
俺はそんなことしない?いえいえ。
「こんなチーム負けていい」とか
冷静に言ってるつもりでしょうが、
そうやって上からモノ言っておけば
自分のせいで負けたって事実から
逃げられると思ってるね?
はい、あなたも十分トキシック。

ことオンライン対戦ゲームにおいて
こういうバッドマナーな連中は
どこにでも湧きます。例えば天鳳という
オンライン麻雀の老舗では、
新人帯は高い振り込み一個すれば
即抜けする人がかなりの数湧きます。
これをされるとその人が
ツモ切りマシンになり、
王牌に加えて13枚のブラックボックスが
できるので読みもへったくれもない
味気のない速攻麻雀がはじまります。
こんなつまんねえ半荘が残った連中に
強いられるわけです。

負けの中にも学びがある。
負けた理由を受け止める。
これができたからこそ、
「大迫半端ないって!」
なわけですが、
ゲーマー連中これが
ド下手糞な人多いです。
多分日本だけじゃなくて
世界各国そうなんだろうな
って思います。

確かに負けるってキツイです。
失敗そのものの象徴だし、
受け入れるのとってもストレスです。
だからこそそれを繰り返さないために
負けを見つめて受け入れる
必要があります
あなたが離席しても、
あなたが敵味方に悪態をついても、
負けた事実はどうしたって変わりません。

怒るなとかそういう感情を押さえつける
話はしてません。怒るのは仕方ない。
それを他人に伝える必要はないってことと、
その悔しい気持ちを他人になすりつけるのは
間違いなく自分が損をする行動なんです。

勝ちにも気持ちいい勝ちがあります。
それは対戦相手に恵まれないと実現しません。
相手が途中放棄して勝った試合より、
最後まで競り合って勝ち切った試合の方が
ずっと爽快感が高いのです。
勝負の世界は表裏一体。勝つときもあれば
負けるときもあります。
自分が「負け方」を知れば、
自分が「最高の勝ち方」を味合う機会が
増えます。

いや、さっきからその「負け方」ってなんだ?
って思うかもしれませんが、簡単ですよ。
全部「大迫半端ないって!」が
答えてくれてますよ。
同級生、同じようにサッカーに打ち込み、
全国大会の準決勝まで昇りつめたもの同士。
その対戦相手に最大限のリスペクトを示して、
悔しい気持ちと「俺らは全力を出した」って、
仲間と分かち合った言葉なわけです。
つまり、勝った相手が強かった。上手かった。
そう思うだけ。ただのそれだけです。

残念ながら、対戦ゲームである以上
あなた一人ではできません。
あなた一人が気持ちよくなるための
ゲームなんてもはや存在しないわけですわ。
負け方を考えてやってきましょ。

その昔、
機動戦士Zガンダム
エゥーゴvsティターンズDXのころ、
ゲーセンで辻パーティを組んだ際、
負けちゃったら隣同士の知らない人に
「ごめん」って会釈しあうのが
当たり前でしたよ。画面の向こうに
人がいるってわかるなら、
チームメイトも対戦相手も
リスペクトできるでしょ。
それができるのがゲーマーだって
おっさんは信じてますよ。

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