メインで使用しているヴィブラフォン-Musser M55について①
こんにちは。
Jazz Vibist の山本玲子です。
noteを始めて初となるトピックはこちら!
どどん!
■私が普段使っているメインのヴィブラフォン-Musser M55の推しポイント
です!
自分の楽器がいかにお気に入りかを書き連ねる話になりますが(笑)、よかったらお付き合い下さい😊
私のいまメインにしている楽器は、アメリカにあるMusser社のM55というモデルです。
M55には色がシルバーとゴールドとあって、これはシルバーの方。
Musser社のヴィブラフォンは世界中のJazz Vibist達に愛されているメーカーです。
4本マレット使いの先駆者、Gary Burtonも愛用していますね。
ちなみにこちらは、皆さんもご存知浅草にある打楽器専門店JPCで20年くらい前に購入しました。
アマチュアからプロまで、あらゆる打楽器奏者御用達のお店です。もしご存知ない方いたら、要チェックですよ!
さて、今回のトピックでもあるMusser社のヴィブラフォンM55の私の推しポイントは、
音色が素晴らしい
機動力が高い
関連製品が多い
です。順番に見ていきましょう!
1. 音色が素晴らしい
これはもう完全に、個人の好みの問題です(笑)
私が初めて聴いたJazz VibのCDが、Gary Burtonと小曽根真さんのデュオ
”Face to Face”でした。
Gary BurtonからJazzの音楽の世界に入った私にとっては、
Garyの弾くMusser社のヴィブラフォンの響きが、まさしくJazzそのものだったのです。
なので、ヴィブラフォンでジャズを弾いてみたいと思っていた購入当時の私が、そんなJazzの響きのするMusserのヴィブラフォンを選ばない理由はなかったわけです。
(他の選択肢をほとんど知らなかった、というのはここだけの話笑)
今では、長年弾いていたことで楽器も育ち、良く鳴るようになってくれて、この自分の楽器に出会えて良かった、と思っています^^
2. 機動力が高い
さて、この機動力が高いのが推し、という事がどういうことかというと、
です!!
……
って、
”風が吹けば桶屋が儲かる”みたいなこと言われても、って感じですよね。
説明していきますね(`・ω・´)キリッ
ヴィブラフォンを自宅以外で演奏するには、まず分解した楽器をケースなり毛布なりで保護して車に積み、ライブハウスやホール等に搬入して組み立てる、という作業が、毎回必要になってきます。
それが、あまりにも細かくパーツが分かれていると、分解、組み立てに時間もかかるし、何かパーツを紛失したら楽器として成立しない恐れも出てきます。
(※パーツが細かく分かれている楽器にもメリットがあるシーンがあるので、一概にダメというわけではないですよ😉)
でも、M55は、たった6つのパーツに分解するだけで運搬が可能です。
鍵盤 - 幹音側(白鍵)
鍵盤 - 派生音側(黒鍵)
共鳴管 - 幹音側(白鍵)
共鳴管 - 派生音側(黒鍵)
フレーム(土台部分)
ペダル(支柱)
以上!
シンプル!
細かく分解出来ない分それぞれのパーツは大きいし重いのですが、組み立ては簡単です。
慣れれば一人でも10分もかからず出来ちゃいます🎶
共演者と世間話してるうちに組み立てられます(笑)
という事で、このパラグラフ冒頭の理論はこういう流れ。
この機動力の高さは、楽器を運ばないと誰かと演奏することの出来ない私達ヴィブラフォン奏者にとって、
人と演奏しようというモチベーション
に大きく関わってくることになります。
つまり、
組み立てるアクションが少なくて済むことで、アンサンブル力が上達する
と、最初の結論に至るわけですね〜。
Jazzはやはり人と演奏する経験がとても大事なので、
この機動力が高い楽器を所持する事で、外に楽器を出すことへのハードルが下がり、演奏に向かうモチベーションが上げられるというのは、
ヴィブラフォン奏者にとっては、かなり重要なポイントなのかなと思います。
ラスト、3点目の押しポイント、
3. 関連製品が多い
これについては、また次回の投稿にしましょう。
良かったらフォローしてお待ちくださいね^^
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
こちらのnoteでは、ジャズヴィブラフォンに関わる様々な事を、私、ジャズヴィブラフォン奏者の山本玲子の経験と視点で書いていく予定です。
まだまだ色んな可能性のある楽器ヴィブラフォン。
私も知らないことが沢山あると思いますので、皆さんと情報を共有出来たら嬉しいです。
何かヴィブラフォンについての疑問点や、こんな情報あるよ!というのがありましたら、お気軽にコメント下さい😊