開催レポート17「こんなお仕事あるよ~コンサルタント編~」
こんにちは。れいこう麗澤会では1月16日〜20日にかけ、オンラインキャリアトークという無料のキャリアイベントを実施しています。今回は1月20日(水)に実施した「こんなお仕事あるよ~コンサルタント編~」の開催レポートをお送りします。なおこのレポートは大学生サポーターの<タナカマリナ>さんが執筆してくれました!
講師紹介
坂巻 敏弘さん
株式会社アナログコンサルティング代表
ITコーディネーター
話の内容
はじめに
「将来の夢なんて今すぐ叶えろ」
と、びっくりするような言葉を坂巻さんに投げかけられた。
皆さんはどんな夢を持っているだろうか。
ユーチューバー?それとも自分たちの会社を起業する?
この夢は今すぐに叶えられる。
なぜなら現在はインターネットの時代だからである。手軽に安く速く自分のやりたいことができる時代だから、色んなことに挑戦できる。
警察官などは物理的に難しいかもしれない。しかし、直接警察署へ行って警察官に話を聞かなくても、仕事内容や警察官の目指し方はインターネットにかかれてある。
「将来の夢なんて今すぐ叶えられる」
確かにそのように思う。
職業のひとつに、コンサルタントがある。コンサルタントの仕事内容を知っているであろうか。コンサルタントとは、客(クライエント)の悩みを共に解決していく仕事である。スーパーヒーローのような職業だ、と思うと同時に資格や専門知識が必要で大変そうだと思う。しかし、資格は一切要らない。そのため、誰でもコンサルタントになる事が出来る。
全ては小さなの好奇心から
〜お調子者の少年が立派なコンサルタントになるまで〜
彼は学生時代からコンサルタントになろうと決めていたのではない。
彼は幼い頃からお調子者であった。学力に差がつき始めたと実感したのは中高生。学校の勉強に面白みを感じず、先生の求めている答えを必死に探すような勉強をしていた。さらに、家に帰れば漫画やゲームに没頭する生活を送っていた。高校生になると、バイトで忙しくなりますます勉強も疎かになっていった。建設系の高校であったことから、大学に行かず建設現場で働くことになった。建設現場では、建設の楽しさを感じるが、1年半で退職。その後はアルバイト生活を送ることになる。そうした生活の中で次に出会ったのが、ヤマト運輸でのトラックの運転であった。車やバイクの運転が趣味であったことから、興味を持ったそうだ。その後、独立し、トラックを3台所有して起業することになる。しかし、このトラック3台が盗まれたのだ。このことをきっかけにトラックでの仕事は諦めることになってしまう。このように坂巻さんは、自分の好奇心によって行動し仕事の領域を広げて行った。自分の興味を持ったことを進んで取り組めることに利点を感じると同時に、プロジェクトの回し方が上手ではいと気付いた。このことをきっかけに、プロジェクトマネジメントを勉強したり、経営について勉強したりした。こうした勉強の中で、「コンサルタント」に出会ったのである。
コンサルタントの魅力
クライアントと共に成長することができる。
クライアントの悩みを解決出来たとき、自分自身も成長できたような気持ちになり、喜びを実感することができる。これがコンサルタントの非常に強い魅力であると思う。
信頼されるコンサルタントになるために
専門知識を駆使したアドバイスをクライアントにしてしまうと、「そんなの知ってるよ!」と一蹴されてしまう。
クライアントの困り事に「自ら寄り添うこと」を約束する。これが、信頼されるコンサルタントの在り方である。
例えば、友達の悩み、学校行事も自ら解決すると約束する。もちろん人に任せ切りにするのではなく、リーダーとなって積極的に周りの友達を率いていくことで、信頼は生まれるものである。
こんな質問が出ました
・今までのプロジェクトの中で、最も難しかった問は何ですか?
→ クライアントがなかなか納得してくれない時です。クライアントの会社の近くのホテルなどに泊まり込みをして、何日もかけて一日数時間クライアントの悩みに寄り添いました。
・コンサルタントは儲かりますか?
→お給料の平均値としては高いと思います。特にスターコンサルタントは何千万円にもなる場合もあります。
・パソコンはどれくらい使えると良いのですか?
→ITパスポートというITにまつわる簡単な試験があります。この試験を受験することで、自分のITに関する理解度を知ることができます。
感想・まとめ
あることに少しでも好奇心や興味を抱いたら直ぐに行動しよう、という坂巻さんの姿勢にとても刺激を受けました。私は、何事も慎重で、思ったらすぐ行動することがなかなかできません。坂巻さんの幼い頃から現在までの経緯を聞いて、好奇心や興味を持ったことを必ず行動に起こし失敗しても次へ次へと恐れずに挑戦し続けるということは、「夢を叶える」上でとても大切な行いであることに気付かされました。思ったらすぐ行動!自分の直感を信じて前進してみることも良いのかもしれません。